NEO踊るOL。

もう踊っていないOL。Writer/Editor。おいしい肉に目がない。都内に生息。

【セミナー】NSLセミナーvol.6「「普通のサラリーマンが出版する方法」

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今日は2ヶ月に1度のペースで開催されている、たちさん(@ttachi)こと立花岳志さんのセミナーに参加してきました!

場所は当初予定していたところが早々に満席になってしまったため、急遽ハロー会議室新宿に変更になりました。広い!
参加者130~140人というマンモスセミナーでした!

開場時間ちょうどくらいに着いたんですが、すでに長蛇の列!
たちさん、スゴい人気だなー!


今回はたちさんの本「」を読んで、本人に会いたい!と思って参加した人も結構いたそうな。
やっぱり「出版」は最高のセルフブランディングなんですね!




●オープニングセッション

今回は「 あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方 」を昨年出版し、ブログ「OZPAの表4」を主宰しているOZPA氏(@OZPA)。

処女作出版のウラ話+出版を目指す上でのアドバイス的な内容の講演でした。

<出版まで>

2010.12 ブログ開設
2011.04 Illustratorの初心者向け記事がヒット(はてブ800以上)
2011.05 秀和システム社から出版しませんか?というメールが届く

と、ホントに半年くらいで出版の話がきてるのはスゴい!

結局、当初の企画はボツになったそうですが、その後、処女作のタイトルにも入っている「開設半年で月間25万PV」という企画を新たに出して、出版のGOサインが出たそうです。

たちさんもそうだけど、企画ってやはりかなりの割合でボツになる模様。


<執筆時間をどのように捻出したのか?>

さて、GOサインは出たものの、執筆開始から締め切りまで約2週間という恐慌スケジュールだったというOZPA氏。

そんな「ケツに火のついた」彼がとった方法は3つ。

*どこでも執筆できる環境を整える
  ⇒TextforceというDropboxと同期できるアプリを使ったそう。
   このアプリによって、通勤中・ランチタイム・帰宅後とどこでも書いていたとのこと。

Textforce - Dropbox text editing 2.7.1(¥350)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: yyutaka - Yutaka Yagiura(サイズ: 1.8 MB)


*集中力を途切れさせない

  ⇒ポモドーロ・テクニックを駆使したそうです。
   (25分+5分で1セット。これを4セットやって30分休む、という時間術)

*とにかく頑張る
  ⇒ま、やるっきゃない、ってコトですね!


<出版を目指す人へのアドバイス

まずは「ブログ」を開設し、とにかく量をこなすべし!というアドバイス

彼を担当した編集者さんによると、ブロガーに出版依頼をかけるとき、まずは「記事数」を見るそうです。それによって、本1冊を書ききる体力があるかを判断するそう。


あと、自分のブログを、できれば音読で「読み返す」ことが大切とのことでした。
音読して「引っ掛かり」があるところ=文章がおかしい≒読みにくい、ということ。

iPad stand
iPad stand / Veronica Belmont


●立花岳志さんセッション

ココでは、処女作が爆売れ&3冊目まで出版が決まっているたちさんから、「出版」についてより深いお話。

商業出版をすることによるメリットについて、いろいろ解説していただいたので、幾つかご紹介。

*根拠なく「すごい人」と思われる

  ⇒たちさんは、出版前まではブロガー≒ニートだったのが、
   出版した途端「作家先生」として扱われることに驚かれたそうです。

*講演・雑誌・テレビなどの出演依頼がくる

  ⇒出版からたった1.5ヶ月の間に、セミナーのゲスト講師・メディアのインタビュー・
   雑誌の取材など、様々な依頼が舞い込んできたとのこと。スゴい!


そして、今回の講演で最も響いたポイントが2つ。

*書きたいことを書くのではなく、「読まれるもの」を書く。
 読者は誰だ?と常に意識する。

*自分のウリを見つけて、尖らせて磨く→圧倒的な量の文章を書く。

この2点でした。
コレって、出版に限らず、ブログを書く上でも非常に大切なポイントです。

1冊の本には、だいたい10万字必要。
平均的なブログは、1記事あたり1000字くらい。

つまり、本を1冊書くためには、1つのテーマでブログ100本分書くということ。

自分のウリが何なのか?はまた別の話になってしまいますが、100記事かければ、
「●●のことならこのブログ」
と認識される可能性は高まるでしょう。


なるほどー。ワタシだったら何のテーマだろう?
iPad
iPad / Sean MacEntee


●グループワーク&懇親会


ワークは約10分で、自分がもし本を出すなら…という前提で、タイトルや内容、想定読者、こだわりポイントを書きだしてみる、というモノでした。

コレ、考えたこと無かったけど、とても楽しかったです!
意外にスルスルっと浮かんだものの、コレで100記事書けるかな?と思うと、むむむ…となってしまいます。出版って特別なことじゃない(毎日200冊新刊が出ている)かもしれないけど、やはり大変なことだなぁと思いました。


懇親会は同じ会場で。
110人も参加したので、会場内はものすごい熱気!

「踊るOL、知ってるよー!」
って言ってくださる方が何人かいらして、とっても嬉しかったです!


たちさん、スタッフの皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございましたー!

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■編集後記■

久しぶりに会えるブロガーさんもたくさんいて、とにかく楽しかったです!

絡んでくださった皆さま、ありがとうございました!
今日はだいたい会話を覚えてます!(たぶn


<参考記事>


第3回 No Second Lifeセミナーで、たちさんからパワーをいただいた! | 踊るOL。


【セミナー】知らんうちに「夢見るリアリスト」になっちゃった!?~NoSecondLifeセミナーvol.5 | 踊るOL。


<67分/2098字>