
こんばんは、今日で7月が終わるとか何の冗談だろうと首を傾げる踊るOLです。
今日は最近モヤッと考えているEvernoteを使った情報整理について、少し掘り下げて考えてみました。
<情報収集>
まず、情報を集める段階では、ピンときたモノをとにかく「あとで読む」サービスに送っておくという方法を取っています。
流れにすると、こんな感じ。
入り口:Twitter/Googleリーダーがメイン
↓
1)Twitterで流れてくるURLで気になるモノと、
Googleリーダーで気になったブログ記事は、一旦「あとで読む」サービスに送る。
(ワタシはInstapaperを利用)
※例外的にGoogleリーダー→Evernoteに直接保存するケースもあります。
↓
2)毎朝、身支度をしている間にiPhoneアプリのInstapaperを立ちあげて同期。
↓
3)通勤中などスキマ時間+ランチタイムの15分に、たまった記事を読む。
↓
4)読んでいて「コレは保存しよう」という記事は、スターを付ける。
(スターを付けると自動的にEvernoteに保存されるよう設定しています)
要するに、最後までワタシのアンテナをくぐり抜けた情報は、全てEvernoteに集約されます。

Cleaning up the mess / Toms Bauģis
<情報整理>
問題はココ。
以前、Evernoteのことを書いた記事で
「WebInbox(Webクリップが最初に入るノートブック)がカオス」と言いました。
ええ、何一つ変わっていません。相変わらずカオス。
でも、ココに入っている情報は、少なくとも「ワタシのアンテナを1度は通った情報」のはず。
というわけで。
整理するの、ヤメました!
というのも、先週末のごりゅさんのEvernoteセミナーで、EvernoteのOCR機能(ざっくり言うと、文章や画像に書かれた文字を検査する機能)がかなりパワーアップしていることを知ったからです。
最近、知りたい情報があれば、まずはググる前にEvernoteで検索をかけてみると、割りと自分的にヒットする情報が見つかります。
そりゃそうですよね、一度ピンときた情報だけが入ってるんですから。
もちろん、スキマ時間でタグを付けたり、特定のノートブックに移動させたりすれば、より良いんでしょうけれど、今のところWebクリップに関しては、
「1日に入ってくる量>1日で読める量」
という状態なので、当面このままで運用してみます。
ごりゅさんはセミナーで「やたらとWebクリップするのをヤメた」とおっしゃってました。
でも、ワタシは通常のInbox(デフォルトノートブック)とWebクリップ用のInboxを分けるダブルインボックス方式をとっているので、自分のアウトプットとゴチャゴチャになることはありません。

Adjusting_Glasses_1FL / J_Arrr!
<整理しない3つのメリット>
*ググるより情報が限られるため、検索時間が短縮できる!
⇒ググると、ついつい不要な情報にも目が行ってしまい、思ったより時間がかかります。
*1度自分のアンテナを通しているため、自分にとって役立つ情報がヒットする!
⇒検索結果を眺めていて、新たなアイデアを思いつくことも多々あります。
*クリップされた情報をザザッと見ると、自分の思考の軌跡を追うことができる!
⇒ノートの作成日でソートをすると、どの時期にどんなクリップをしていたか分かります。
例えば「あ、この時期は本の自炊をやりたかったのね」とか「ダイエット…」とか。
アイデアは既存のモノの組み合わせ、とよく言います。
Web情報に限った話ではありますが、玉石混淆の情報の海から、情報を掬いあげて組み合わせるのは、かなり時間がかかってしまいます。
今回ご紹介した「整理しないEvernoteのWebクリップ」は、情報の海から、Evernoteという「生け簀」に、一旦情報を掬いあげて泳がせておくようなものです。
いざ料理する(=情報を使う)時は、海に釣りに行くのではなく、生け簀に放った魚(=情報)をピックアップすれば良いというわけです。
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■編集後記■
「整理しない」と決めた瞬間、何だかココロのシコリがとれた気がします(笑)
Evernoteのノート数の上限は10万ノートらしいので、残り少なくなってきちゃったら、また改めて考えようかなーと思っています。
ではまた!
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カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
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