HackSantiago / HackSantiago
こんばんは!最近、六本木に行くことが多いなー回数券が欲しいなーと思う踊るOLです。
今日はアカデミーヒルズで開催される、WIREDさん・FIELD MANAGEMENTさんのセミナーに参加してきました。別に起業するわけじゃないけどw
最近あまりアウェイなセミナーに参加していなかったので、わくわくしながら参加!
おおお、こーゆーセミナーって、やっぱり女性が少ないなぁ。。
今回のセミナーは、13:00~16:30までの長丁場。
プログラムはこんな感じでした↓
1)ご挨拶
宮崎雅則さん(フィールドマネージメント取締役)
若林恵さん(日本版「WIRED」編集長)
2)なぜ、起業家はシリコンヴァレーから生まれるのか?
井上裕太さん(フィールドマネージメントMgr)
3)最強アクセラレーター 500 Startupsが、ゲームチェンジャーを生み続ける理由
小高奈皇光さん(Tokyo Otaku Mode共同創業者/CFO)
4)日本人がシリコンヴァレーで生き抜くには?
小高奈皇光さん & 井上裕太さん
5)日本にも立ち上がりつつあるヴェンチャーコミュニティ、その魅力とは?
佐俣アンリさん(VC) & 柴田陽さん(スポットライトCEO)
6)オープンイノヴェイションの時代におけるヴェンチャーの役割
井上裕太さん
7)起業のきっかけは誰にでもめぐってくる?
日本におけるスタートアップ・リアルストーリー:Gunosyの場合
福島良典(Gunosy代表取締役CEO)さん & 若林恵さん
8)次代の起業家たちへのメッセージ
若林恵さん
わー盛りだくさん!
しかも、普段あまり聴かない話題ばかりだったので、まとめるのに時間がかかっちゃいました^^;
全部はご紹介できないので、2テーマ+αです。ご了承ください。
Silicon Valley Financial Center / christian.rondeau
●なぜ、起業家はシリコンバレーから生まれるのか?
登壇者は、FIELD MANAGEMENTのマネージャー、井上裕太さん。
4月の奥田サロンでも、スピーカーを務めていた方です。
経歴をちゃんと知らなかったので、いろいろビックリ!
そんな裕太さんからは、マクロとミクロの視点から、テーマに関する話。
シリコンヴァレーでは、
STARTUP=
Job Creation, Respected(雇用を作り出している), and COOL!!! という認識で、
「昔何をやっていたか?は関係ない。”今”何をやっているかが大切」というカルチャー!
<マクロの視点>
*人材が集まっている
⇒FORTUNE500社のうち41%が移民の1世・2世が創始者。
Tech系に限定すると、その比率は6割!
*金が集まっている
⇒サンフランシスコに金融系企業が集まっている(シリコンバレーから40分~1hくらい)
VCがずらりと並んだ通りがある。
*知識が集まっている
⇒スタンフォード大がやはりスゴい!
<ミクロ(個人)の視点>
*失敗は「経験の1つ」として称賛されるカルチャー=個人としてのリスクの低さ
⇒1度もやったことないヒトより、失敗しても経験しているヒトが◎
*小さくスタートできる
*ベンチャーで失敗した=キャリアがダメになる、という感じが全くない。
Silicon Valley / duncan_idaho_2007
●日本にも立ち上がりつつあるヴェンチャーコミュニティ、その魅力とは?
登壇者は、VCの佐俣アンリさん & スポットライト社のCEO、柴田陽さん。
おふたりとも年下なんですが、スゴすぎ。
柴田さんは「日本交通タクシー配車」という、普段から超お世話になってるアプリを作った方!ご挨拶できなくて残念…!
佐俣アンリさんは、4億の資金で、1社1000~3000万円支援。現在8社に投資(いわゆるヴェンチャーキャピタリスト)している方。
そんな佐俣さんの考える「コミュニティ」に入っているメリットとは、以下2点。
1)アップサイドを更に大きく≒ social proof(社会的信頼)
2)ダウンサイドを小さく(リスクじゃなくする)
⇒シリコンバレーでは200社中197社は失敗する。
でも、197社のfounderは無職にはならず、他社に合流していく。
そして、「良いコミュニティの定義」とは、
1)ホットスポットを見つける→近づく→貢献する環境
2)良いネットワーク+良い仕事
とのこと。
何か実績があれば、正のスパイラルが周り始めるので、「最初のひと転がし」が大切とのことでした。
VCである佐俣さんから、起業家へのメッセージ:
そんなにコワイことじゃない。けど、「頑張る」だけじゃダメ。
努力じゃなくできる、好きなことを探せ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■編集後記■
上記では取り上げませんでしたが、心に刺さったエピソードがたくさん!
・いかに差別化するか?ストレングスポイントをパッと伝える
・トラクション(実績)の額ではなく、伸び率を見られる。スケールする角度が大事。
・名刺を渡すことが今日の目的に必要?LinkedInでつながっていれば、その段取りは不要
・日本で戦うなら?
1)差別化を徹底する。「日本ならでは」を突き詰める
2)勘違いでもいいので、ぶつかっていくメンタリティ
ベンチャーをやるなら、チャンスを最大化して話しに行く
・「起業したことがある」「新規事業を立ち上げたことがある」という経験が、
大きな価値となる時代がくる
・「事業の芽」を作るためのサイクル=共感→獲得→構築→検証の繰り返し
・誰かが困っていること=起業のシード
そして、素晴らしかったのが「グラフィックレコード」という手法を使って、模造紙にイラストで議事録をとっていた清水さんという女性!
コレ、スゴくないですか?
パッと眺めるだけで、どんな話題だったのか一目瞭然!
コレをライブで描くなんて、素晴らし過ぎる!
Tokyo Graphic Recorder
今回のイラストもアップされるかな~?
ではまた!