(酒のアテを作るくらい)
でもね、知ってるんです。
ワタシのエンゲル係数がエライことになってるの(あと交通費=タクシー代も)。
だって、家計簿つけてるもん。
どげんかせんといかん!
(生まれも育ちも東京ですが、なんとなく)
本書は久しぶりにD21社さんの本。しかもチバさん編集♪
何がビックリって、筆者集団である「給食系男子」に、大学1年の時から知ってるコバさんがいる!
社会人になってからも、ちょくちょく遊んでもらってるけど、
相変わらず何やってるヒトなのか、よーわからん(笑)
そんなコバさんからお誘いをもらって参加したのが「給食系男子」の「配膳」イベント。
要するに、料理して他人に振る舞うのがスキなおじさんお兄さまたちの飲み会。
過去2~3回参加させてもらってます。
* 日刊:踊るOL。vol.138 給食男子はスゴかった!
* 【グルメ】コナモン万歳!いろんな友達をつなげちゃえ!
ではさっそくレビュー、行ってみましょう!
●年間約40万円の節約に!?
まずは本書の袖にある文言を引用(適宜改行してます)。
「現代の独身20代の食生活・食の安全への意識」調査(2008年・農林中央金庫調べ)によると、東京近郊の(一人暮らし・20代男性)の食費の平均日額は約1428縁。ひと月あたりに換算すると約4万3000円。
一食100円程度におさまるよう自炊をすれば、食費を年間で約40万円減らせますから、その分、貯金に回すこともでき、おいしく健康になれます!
ほほー!
1食100円ってのは、確かに安い。
職場の場所にもよるけど、今のオフィスがあるあたりだと、ランチは650~1000円程度が相場。
お弁当も500円以下のモノはなかなか見つかりません(牛丼などは除く)。
本書の料理は主に家で食べるモノが中心っぽいので、
次回作は「給食系男子の自炊弁当」でいかがでしょう?
>チバさん・コバさん・肉のヒト(笑)
●だいたい3ステップで、ざっくり自炊。
チマタに溢れる料理本。
美味しそうだなーと手に取ることはあるけれど、たいていソっと棚に戻します。
だって、ムズカシそうなんだもん。
手順が20コとか信じられません。やっぱワタシは食べるの専門でいいや。
でも本書はそもそも携書サイズ(一般の新書と同じ)。
そんなに小難しい手順を書いていたら、紹介できる料理の数はガクンと減っちゃいます。
なので、だいたい3ステップ。
例えば「豚の厚揚げショウガ焼き定食」(P44)の作り方。
壱 豚肉は一口大に切り、めんつゆとおろししょうが(チューブ)にで、完成。材料費は1人分で¥97。安っ。
10分ほど漬ける
弐 タマネギと厚揚げは5mm幅に切る。
キャベツはせん切りにして、皿に盛っておく。
参 フライパンにゴマ油を入れ、具を一気に投入。
具に費が通ったら、せん切りキャベツと一緒に皿に盛る。
(分量は本書を見てね)
おお、コレならワタシにもギリギリ作れそう!
●タダのレシピ本じゃ終わりません。
ま、そもそもD21社さんが単なるレシピ本なんて出すわけないんですよね(笑)
本書には余った材料の保存方法だとか、いろいろお役立ち情報満載ですが、中でも異色?なのが「大人の自炊力検定」。
【自炊を語る編】【家でもてなす編】に分かれ、全5問。
Q1.合コンで自炊の話題になり「オレ、けっこう自炊してるよ」と言ったら、ちなみにワタシ、14点(いちおう重宝される自炊力)でした。男子じゃないけど(笑)
好みのタイプの女性が「すごいね。私もしたいけど時間がなくて……」と
感心してくれた。どう返せばいいか?
A1.「オレだってヒマなわけじゃないけど、効率よくやればできるよ」
A2.「べつに、すごくないよ。やり始めたら楽しくなっちゃって……」
A3.「◯◯ちゃんにそう言ってもらえて、自炊してた甲斐があったよ」
他にもいろんなコツが盛りだくさん!
コレで1000円はハッキリ言って安い!?
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■編集後記■
何かと話題になってる給食系男子。
巻末には全員の顔写真付き紹介文が。コバさん、やはりナゾ。
そして、肉のヒト(三合)が会社の社長サンだと知る…いろいろ失礼しましたッ!
明後日5/9の「めざましTV」に出るそうなので、興味のある方は要チェック!
(軽部さんがスタジオに来たそうな。コバさんは不在だったみたい)
次回の配膳イベントは激戦区になりそうだわー!