NEO踊るOL。

もう踊っていないOL。Writer/Editor。おいしい肉に目がない。都内に生息。

【書感】オビのインパクト大!ワタシもたちさんに続きます!~iPhoneダイエット/立花岳志

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こんばんは、最近踊るOLだということを忘れつつある踊るOLです。

さて、今日ご紹介するのは、たちさん(@ttachi)の3冊目のご著書!
本書の編集担当で、たちさんやワタシの友人でもあるOさんが、Facebookで献本募集をしていたので、即応募!発売前の貴重な1冊を手にする機会に恵まれました♪

昨日届いたので、今日さっそく拝読。

まずビックリするのがオビの写真。
いわゆる「Before & After」の写真が載せられているのですが、まさに別人!

たちさん主催のセミナー等で、Beforeの写真を大画面で見せられた時もビックリしましたが、こうして写真を並べてみると、よりインパクトがあります。

献本いただいた際、封筒が透明のビニール製のモノだったので、ちょっとビックリしましたw


ダイエット本って、男性向け・女性向けのモノが出ているかと思いますが、本書はダイエットの「仕組み」そのものにフォーカスを当てているので、男女・年齢問わず、痩せたいヒトは必読の1冊です!

 
Prevent Yo-Yo Dieting
Prevent Yo-Yo Dieting / o5com


●まずはジブンを知るべし

そもそも、何でダイエットって失敗しがちなんでしょうか??

本書ではその失敗パターンを3つ挙げています。
パターン1:計画に無理があった
パターン2:方法が自分に合っていなかった
パターン3:ダイエット中の孤独感に負けた
(P17)
なるほど。ワタシも全部当てはまったコトがあります^^;

では、失敗を防ぐためには、どうすれば良いのでしょう?
その答えが「客観的データの不足」とのこと。

要するに、
*自分はいつまでに何kg体重を落としたいのか
*その場合、一日に何kcalまで食べて良いのか
*今食べている食事は何kcalなのか
*一日にどれぐらいの運動が必要なのか
(P65/本文中の「」を箇条書きに変更)
が不足してるということです。

そのデータを集めるべく、まずは「記録」からスタートするんですが、コレがめんどくさい。
でも、昔に比べて、iPhone(もしくは他のスマホ)を使えば、だいぶ手間を減らすことができます。


ワタシが本書で最も衝撃を受けた箇所がココ↓
僕ら人間が「太っている」状態を維持しているということは、その状態で生活習慣が安定しているのです。また、体重が継続的に増加しているならば、体重が増加する生活習慣が維持されているわけです。
だから、体重を減らしたいならば、体重が減り続ける仕組みをつくり、その生活習慣を維持すれば良いわけです。(P71~72)

記録すべきは「食事の内容(≒摂取カロリー)」「運動量(≒消費カロリー)」「睡眠」「体重・体脂肪」「体温・血圧」などなど。

今まで全く記録をつけたことのないヒトが、いきなり全部つけようと思うとハードルが高いです。
なので、まずは「食事の内容」「体重・体脂肪」あたりから始めてみると良いかもしれません。

Food Journal
Food Journal / o5com


iPhoneを使ってPDCAを回せ

ある程度ジブンを把握できたら、いよいよ計画を立てます(PDCAのP)。

体重を1kg減らすのに、7000kcal必要です。
目標期間にもよりますが、「運動だけでダイエットすることはとても難しい」とのことなので、必ずゆるやかな食事制限もしましょう、という部分には非常に納得。


本書では前述のような記録をとる際に便利なアプリが幾つも紹介されています。
また、その集めた記録を取った後の記録の振り返り・活かし方まで丁寧に解説されています(PDCAに当てはめるとどうなるのか、具体的に分かります)。

ダイエットそのものは長期戦です。
本書にも書かれていますが、短期間でたくさん痩せられる!みたいな広告をよく見かけます。
ぶっちゃけ、そんな短期間で痩せたら、それ病気でしょ?ってハナシなんですけれど。

閑話休題

長期戦になる=習慣化が必要なわけです。

ワタシ自身、非常に飽きっぽく、ダイエットにかぎらず、3日坊主の嵐です。

その3日坊主を防ぐ方法は2つ。
習慣化サポートアプリの活用」と「応援してくれる・一緒に頑張る仲間の存在」です。

具体的なアプリは本書をご覧いただくとして、仲間を作るにはどうすれば良いのか?
一番手っ取り早いのは「SNSの活用」です。

Nike+FuelBandFitbit等のツールをSNS(FBやTwitterなど)と連携させることによって、例えばランニング中にFBで「いいね!」してくれたら、歓声が聴こえてきたり、ランキングで競い合ったりすることができます。

さらに、最も効果が高いだろうと感じたのが、SNSを使うことで「他人の目にさらす」ことができるという点。

たちさんは今でも「カラダログ」というカテゴリで、日々のランニング結果や体重などを公開されています。もちろん全部が全部を公開する必要はありませんが、1つのテではありますよね!

ハズカシイのであれば、ダイエットをスタートした日からプラス・マイナスどのくらい変化したのか、増減を公開しても良いのではないでしょうか?
(ワタシはこの方法でいこうと思います!)

my future (1)
my future (1) / Joelk75


●ダイエットの先に待っているモノ

そもそも、何でダイエットしたいのか?
本書の後半では、太っていることによるデメリットと、痩せたことによって取り戻した&得られたモノについて言及されています。

たちさんは、25kgも痩せたので、それまで着ていた服を捨て、新しい服を購入したそうですが、それってめっちゃ気持ちイイですよね!

太っていた時には持てなかった自信を持つことができ、夢や仲間を見つけることができたというたちさん。

むおおお、後に続きたい!と強く思った次第です。

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■編集後記■

アプリの紹介は本書に譲りますが、ワタシも既に幾つか持っているアプリがありました。
ただ、どうやってPDCAに乗せれば良いのか分からず、何となく放置していたんですね。

ワタシにとって本書が優れていると感じたのは、PDCAの具体的な回し方が載っている点です。

PDCAを回せ!」とよく言われますが、どのデータをどのように振り返れば結果を最大化することができるのか、というトコロまで解説されているのは珍しい。

何となく蓄積しているデータはあるのですが、まずは「記録をしっかりとるトコロ」からスタートしたいと思います。


たちさん、素晴らしい本をありがとうございます!
Oさん、献本ありがとう!!

ではまた!

<目次>

序章 ダイエットは自分を変える一番確かな方法だ
1章 やってもやってもリバウンドするのはなぜ?
2章 「太る生活」を徹底分析する
3章 「自分革命」メニューを徹底的に計画する
4章 「続ける仕組み」もiPhoneでつくる
5章 痩せると、本当にやりたいことが見つかる