Business man point / kev-shine
こんばんは!30代は楽しいぞ~とワカモノに伝えたくて仕方ない踊るOLです。
さて、今日は我らが
Discover21社と
サイバーエージェント社のプロジェクト(?)「
SHAKE100」のコラボプロジェクト、「
U30 Tokyo Shigoto Kaigi(東京仕事会議)」のイベントに参加してきました!
それぞれの定義を引用しておきますね。
まずは、SHAKE100の定義から↓
SHAKE100(シェイクハンドレッド)は、次世代のビジネスリーダーに向けて、100の「明日から仕事に使える知恵」と100の「つながり」を提供していくビジネスイベントコミュニティです。
そして、U30東京仕事会議の定義↓
「U30 Tokyo Shigoto Kaigi(東京仕事会議)」は、「会社の外に同期をたくさん作ろう」「社外の先輩から大切なことを学ぼう」をコンセプトに推進される、ディスカヴァー・トゥエンティワン社とサイバーエージェント(SHAKE100)の共同イベントプロジェクトです。
U30=UNDER 30、つまり
30歳以下が対象のイベント。
Facebookでダダをこねてたら、同じように
サイバーエージェントさんにも問い合わせがあったようで、席数限定で
オーバーエイジ枠(笑)が用意されて出席できたのです。
登壇者は、ビジネス書大賞2013 書店賞を受賞した『
99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』の著者、河野英太郎さん!
【書感】仕事のキホンの「キ」、本当にできてますか?~99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ/河野英太郎 | 踊るOL。
←実は書感アップしてます
今日は河野さんの2冊めの著書である『
99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ』の重要なエッセンスを噛み砕いて講演いただく、という内容でした。
では、さっそくメモをシェアしますね!
Even a dog can shake hands... / elvissa
●リーダーシップ経験のターニングポイント
経歴だけ拝見すると、とても華やか!な河野さん。
少し前まで勤めていらした
IBMでは、エグゼクティブのアシスタントをしながら、約250人の部下を率いる部門長をされてたとのこと。
なんちゅーかこう、「ワレワレトハチガウ」次元の方だと思ってしまいました…
と思っていたら、今日は河野さんのリーダーとしての原体験についてお話してくださいました。
大学時代、体育会系の伝統ある水泳部の主将を任された河野さんは、それまでの友達付き合いとは異なり、価値観の違う世代(OB・後輩)とのコミュニケーションの取り方や、チームマネジメントについて毎日悩んでいたそうです。
そして、引退する時の主将のスピーチでは、ご自分では全く想像していなかったそうですが、涙が溢れて止まらなかったそうです。それくらい、ずっと悩みながら主将を務めてこられたんですね。
おお、なんか同じ次元のヒトっぽい(笑)
●マネージャーとリーダーの違いとは?
河野さんは以下のように違いを捉えていらっしゃるそうです。
*マネージャー:
性悪説に基づき、人を管理する
*リーダー:
性善説に基づき、人をやる気にさせる
では、
性善説に基づき、人を動機付けるにはどうすれば良いのか?というギモンが湧きますが、それには3つのポイントがあるそうです。
1)人は必ず成長したい、と思っている
2)信じて、任せる(一挙一投足を管理しない)
3)「裏切られ」ても、信じ続ける
つまり、過保護の子どもに対するような「マイクロマネジメント」では、メンバーの成長を邪魔してしまうとのこと。
確かに、全部の行動を管理されたら、「信じてもらえてないんだろーな…」と思っちゃいそうですもんね。
Luisteren / listening / Sebastiaan ter Burg
●リーダーが「優先すべきこと」とは?
「
メンバーのモチベーションに気を配ることを優先する。
さらに優先すべきなのは、
自分の状態を最善に保つこと」
と河野さん。
「自分の状態を最善に保つ」というのは、「ヒマを装う&上機嫌でいる」ことだそう。
つまり、話しかけやすい&相談しやすい雰囲気作りをすべし、ということですね。
あー、コレ、気をつけねばですね。
眉間にシワ寄せてるヒトに、相談とかできないですもん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■感想■
河野さんとはD21社のイベントで何度かお目にかかっていますが、今回のようにまとまった講演を拝聴するのは初めてだったので、とても新鮮というか勉強になることだらけでした!
冒頭で河野さんがおっしゃっていたことがステキだったので、最後にそれをご紹介しますね。
ちなみに、1冊めのご著書に書かれていることなんですが、やっぱ文字で読むのと、ご本人の口から直接伺うのでは、響き方が違うなーと思いました。
「労働人口6000万人のうち1%=60万人の効率をアップさせる
⇒60万人分の労働力と同じ。そこに人生を賭けたい」
少子高齢化により、今後ますます日本の
労働人口は減っていくと言われていますが、河野さんのおっしゃるように考えたことが無い方も多いのでは?
日本人は生産性が低い、とよく言われますが、逆に言うと生産性を上げれば、もっともっと素晴らしい成果を上げることができるということですよね。
おそらく変えられないであろう未来を嘆くより、今から変えられることにフォーカスする、その大切さに気づかせていただきました。
ワタシ的には今回の講演でイチバン響きました!
河野さん、運営スタッフの皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました!
ではまた!
<関連書籍>