今日の題材は、先日予習記事を書いた「強欲資本主義を超えて 17歳からのルネサンス
冒頭で、ついに9/3の一大イベント「真夏のオトナの読書会(仮)」(あ、私が勝手に呼んでるだけです…w)の告知がありました!
まさかまさかの、恵比寿ガーデンホールですよ!?
スタンディングで1500人入れちゃう大きさ!
もうイベント好きの私としては、今からワックワク☆
当日はたぶん半休か全休とって行きます!(←え。)
さて、本編は干場社長の挨拶&著者の神谷さんの紹介からスタート。
先日の記事にも書きましたが、干場社長の旦那さまと神谷さんは高校の同級生だそうで。
すごいご縁だなぁ。。
●今回の読書会のTwitterまとめはコチラ → Togetter 講演会の内容としては、強欲資本主義についてというより、神谷さんご自身の「働くこと」の価値観を中心に展開。
以下、メモを箇条書きに。
本書を読んでない方には意味不明かも…^^;
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*新卒時代、発展途上国を助ける仕事がしたい=お金を貸すこと=銀行員 になった。
就社であって、就職ではなかった。
*海外に行きたいと訴え、研修でブラジルへ。
3ヶ月、毎日3時間マンツーマンで語学レッスン。予習・復習にもそれぞれ3時間。
それでカタコトは喋れるようになった。
が、一方で台湾から3ヶ月前に来て中華料理屋を開いた夫婦は、昔からずっとやっている
かのように馴染んでいた。
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彼らを見習っていたら、9ヶ月後に現地の研修先(銀行)から、ウチにこないかと誘われた。
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9ヶ月あれば、外国でも仕事は見つかる、という自信を持つことができた。
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帰国後、銀行を辞めてアメリカ、ウォール街へ。
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GSを経て独立
*やりたい仕事だけをやりたかった。
やりたくない仕事をやってまで、偉くなりたくなかった。
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奥さんに「自分で自分を雇うしか無い」と指摘された。
就社→就職を経て、独立。
*神谷さんの会社は、固定給ゼロ。
稼いだうちの3割を会社へ。残り7割を関わったメンバーで分け合う。
*人の評価に時間を使うのが最もイヤ。
⇒GSは評価に1ヶ月くらい割く。
*仕事より家族。有給は無い。
好きなときに休み、好きなときに働く。
自分が「働きたい」と思える職場環境を作る。
*収益目標はなく、サービスの質=顧客満足を追求。
⇒質で勝てば収益は上がる⇔数を追うと質は落ちる
*ブラジルでは、昼間の大学に来ている人は×
賢い人は昼に働き夜に大学に通う。
*世界中が、同じ能力の人に同じ賃金を払うようになる日は近い。
日本の若者は相当頑張らないとビンボーになってしまう。
*安さで勝負→中国・インドに負ける。
質で勝負→新しいモノを生み出す仕組みが、今の日本では全て壊されてしまった。
日本は保守的・内向きで対応が遅い。
韓国などに遅れをとっている。
*日本人の努力は、相対的に見て足りない。
人口減の国で放っておけばGDPは下がっていく一方なのに、危機感がない。
*日本はある意味、最先端=超高齢化社会かもしれない。
数値目標(GDP世界◯位etc)を追いかける時代は卒業してしまった。
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じゃあ、何を追いかけるのか?
どこに価値観を置くのか?
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他にもいろいろメモしましたが、先日の記事で「読書会で疑問を解消したい」と言っていた
「このまま国債を発行し続けたら(=国の借金が増え続けたら)、どうなるの?」
という疑問については、質疑応答の際に解けました。
「今やっているのは、サラ金で首が回らない人に、更にお金を貸そうとする政策」
「身の丈以上の生活から、身の丈の生活に戻すことになる。
デフォルトした国の国民の生活は苦しい」
要は、日本は税収が減っているのに、税収より遥かに大きい予算を使っているわけで、それを税収に合わせた予算にすると、公共事業とかいろんなコトにお金が使えなくなるので、不便になったり、困ったりするということかな?
ふむ。
確かに、ワタクシゴトで恐縮ですが、前職と現職を比べると、大幅に年収&月収が下がったので、買い物するときも躊躇するようになったし、以前よりキッチリ家計簿つけるようになったなぁ。
(あ、国の話と一緒にするなって?いやいや、身に染みたんですって!)
…だったら、議員の給料を減らせばいいんじゃない?
もっと言えば、国会で居眠りして、都合の良いときだけヤジを飛ばすような議員を減らしちゃえばいいんじゃない?
と思うのは私だけかなぁ。。
講演会の後、神谷さんにサインをいただきましたが、その際に上記の疑問が解けたことをお話したら、
「若者はヘルメットかぶって抗議しなきゃ!」
って…(笑)
すかさず「買いに行ってきます!」と返したのは言うまでもありません(キリッ
神谷さん、干場社長をはじめD21社の皆さま、参加された皆さま、
ありがとうございました!