NEO踊るOL。

もう踊っていないOL。Writer/Editor。おいしい肉に目がない。都内に生息。

1/11セミナーまとめ~③石田淳さん

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午前中ラストは「「続ける」技術」で著名な石田淳さんの講演。

今回は前半約15分が石田さんの講演、残り約45分は石田さんと神田昌典さんの対談という形式でした。

講演の軸は「セルフマネジメント」。
短時間だったので、もう少し聞きたかった…というのが本音です。


石田さんの推奨するセルフマネジメントの仕組み。
(*は石田さんの発言要旨、☆は私の感想・意見です)

*1年=8760h
睡眠時間を1日6hとすると、2190h/年。
1日8h勤務、年間休日120日とすると、仕事に費やす時間は、1960h/年。
身支度や食事、お風呂等の生活時間を1日4hとすると、1460h/年。

すると、残り時間=
8760-(2190+1960+1460)=3150h(=約8.5h/日)になります。

他にも通勤や家族サービス、休息に費やす時間を引いていくと、実は自由に使える時間というのはあまり多くはありません。

そんな状況下で目標を達成するには、どうすれば良いのか?という主旨でした。

●劣後順位を決める=やらないことを決める

 *物事の10あるうち、7~8はやらない=捨てる
  必要なことにフォーカスする。
   ⇒できるリーダーに共通するのは「やらないことを決め、部下に指示できる」こと。
    セルフマネジメントにおいても同様。

 ☆勝間さんや小宮一慶先生も推奨する「Not ToDoリスト」と同じ考え方ですね

●1年で達成出来ることは、せいぜい1つか2つが限界

 *どうやって対象を絞るのか?⇒劣後順位を決める

 *まずは先週1週間の時間簿をつけてみる。
  そうすることで、自分に使える時間がどのくらいあるかが分かる。

 *石田さん曰く
  「たいてい夜は仕事で疲れていたり、会食があったりと目標達成のための行動を取ることが
   難しい。なので、朝の時間を使う」とのこと。

 *1日の中で自分に使える時間は30分~1hくらい。
  その時間の制約の中で、何ができるか?(あくまで毎日行動することが前提)
   ⇒前述の通り「やらなくていいこと」=劣後順位を決める

 *仲間を作る
   ⇒Twittermixi等のソーシャルネットワークを利用することが、続けるコツ。

 ☆勝間さんの「やればできる」と同じ考え方ですね。
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ココで神田さん登場。

話題はトライアスロンの話に。
神田さん、昨年頃から周囲にトライアスロンを勧められているそう。
石田さんもマラソンをやっておられるそうで、そこにも「続ける技術」の秘訣が!

*マラソンはまさに「続ける技術」の実践

*行動を「見える化」=記録する。
 最初から距離を記録すると続かない(最初は体力なく時間もかかる)ので、
 まずは走った「時間」を記録。距離の記録は体力がついてから。

また、Twitterの話題も。
石田さんのアカウントを知らなかった私。対談の中でtweetするなり、アカウント名を発表して欲しかったです。

※ちなみに、アカウントは講演後に分かりました⇒コチラ


「続かない」ことのランキング上位に来る「英語学習」についてもお話が。

TOEICのスコアを目標にすると、失敗する
  ⇒なぜなら、ゴールがないし、スコア100点UPのために、何をどのくらい勉強
   すれば良いか「見える化」しにくいから。
  ⇒また、短期間で結果が出ないと、人間は挫けやすいから。

*ではどうするか?
  ⇒まずは「勉強した時間」を見える化するところからスタート。
   結果ではなく、まずは行動量を記録することで、日々の具体的行動につながる。
  ⇒そして、行動量の目標達成の都度、自分へのゴホウビを与え、
   たまにイベント(海外旅行など)を計画する


会場からの質疑応答もありました。

Q.文章(メールマガジン等)を書く機会が多いが、なかなか続かない

A.まずは回数を増やすことを目標にする(週1回⇒週2回)。但し、あくまで「楽しく」「ラクに」
 次に執筆する環境を変える。ひと目のあるところが望ましい。自宅だと寝てしまったりする
 また、コメントをくれる仲間を作ったり、書いたことを見える化する仕組みを作る。
 (グラフ化、カレンダーにシールを貼る、等)

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Q.「やらないことを決める」という話があったが、要不要の見極めはどうすれば良いか?

A.やること=ピンポイント行動を見つけることが重要。
 何が最も目指すべき成果につながるのか?を考え、いろいろ試してみる。
 時間簿を付けて、自分の行動の何が成果につながっているのかを振り返るのも◎

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個人的には、対談よりも石田さんの講演をもう少し聞きたかったです。。
神田さんばっかり喋って、石田さんが相槌しか打っていない時間が結構ありました…(笑)

講演の冒頭で、石田さんは今年のキーワードとして「トータル・リワード」というものを挙げておられましたが、結局それについての言及はなく、残念。

人材マネジメント集によると、トータル・リワードとは、
賃金(給与、賞与等)、福利厚生(年金、休暇、厚生施設等)、学習機会(キャリア形成プラン、教育研修、OJT等)、働く環境(職場の雰囲気、企業文化、協働メンバー、ライフワークバランス等)といった金銭報酬、非金銭報酬を包括した概念としての総合的な従業員に対する報酬を指す。
だそうです。聞きたかったな…。

●石田淳さんの経営されている会社:WILL PM
●先日ブログにも書いた脱・三日ぼうず!続かない女のための続ける技術」の紹介ページ:コチラ
 



お昼休憩を挟んで、午後はいよいよ勝間さんの登場です!