
「ニック式」…? 何それメッチャ興味ある!(笑) というわけで、参加メモをシェアしますね!2013年の重大ニュース第1位にも選ばれた“東京オリンピック招致成功”。この招致成功の立役者として注目されているのが、ロンドン、リオ、東京と3大会連続で招致成功へ導いた、戦略的コンサルタントのニック・バーリー氏です。 この招致成功の大きな勝因の一つと言われる最終プレゼンは、各メディアでも大きく取り上げられ、世界中から注目を浴びました。日本人は、これまで「コミュニケーション力が乏しい」、「プレゼンが下手」と思われがちであり、日本人自身も苦手意識を持っていたのではないでしょうか。この東京のプレゼンチームの成功はプレゼンが得意でない人でも、国際的な舞台で説得力のあるプレゼンを行い、成功に導くことが出来るということを教えてくれました。 グローバルシーンで成功するコミュニケーションとはどのようなものか。日々のビジネスの中でも、多様な価値観を持つ相手に対して、いかに自分の考えや意見をアピールし、説得させるのか。戦略考案からプレゼンのシナリオ作成などを担当したからこそ語れるニック氏に、最終プレゼンの知られざる裏側を交え、「ニック式、プレゼンを成功に導く戦略」をお話いただきます。

オリンピック招致を成功させるためには、biggest pitch=世界最高のプレゼンが必要、とニック氏。 東京オリンピックの招致は2年前から準備をスタートしたそう。 国際的な舞台におけるプレゼンテーションに必要なのは、 インパクト・明確さ・相互理解 の3つ。 国によって異なる政治や文化、歴史などを理解した上で、適応することが重要とのこと。 日本の中だけでは、なかなか身につかない感覚かもしれませんね。Nick Varley 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会コンサルタント。ロンドンを拠点とする国際スポーツ・コンサルタント企業Seven46の創業パートナー/CEO。2012年ロンドン・オリンピック招致委員会に当初から参画し、決定的な役割を果たした最終プレゼンテーションの執筆を手がける。直後にスポーツ・キャンペーン及びコンテンツ戦略を手がけるエージェンンシー、Seven46を創業、2016年五輪のリオ・デ・ジャネイロ、そして2020年の東京五輪の招致成功に戦略的コミュニケーション・アドバイザーとして決定的な役割を果たした。また国際ラグビー連盟のオリンピック・キャンペーン(7人制ラグビーの採用)や2017年のロンドン世界陸上招致でも勝利を呼びこむプレゼンテーションを執筆している。ジャーナリストとしてそのキャリアをスタートし、英ガーディアン紙のスポーツ特派員も務めた。

詳しい内容は著書に書かれている(本の内容と微妙に違うっぽいけど)ので、この中から(2)と(3)について。 (2)は「観客を知る」ということです。 聴衆の共通項は何か?彼らはなぜアナタの話に耳を傾けるのか?をしっかり理解した上でプレゼン本番に臨むべし、とのことでした。 (3)は「インパクトを演出する」ということ。 プレゼンは「原稿を読む場」ではなく、音声や視覚素材など、あらゆるコミュニケーション手段を駆使する場。 最初にインパクトを与え、それを持続させなければならない、とニック氏。 言葉・話すスピード・構成だけでなく、服装・メガネをする or しない等、見た目も大事。 とても響いたのが、 「スマイルは世界中に通じる普遍的でポジティブな、唯一のジェスチャー」 というお話。すごく納得しました。1)Do the math 2)Know your audience 3)Make an impact 4)Keep making an impact 5)Be visual 6)Be visionary 7)Perform
