まだ書感のフォーマットは試行錯誤中ではありますが、お付き合いください。
●本書を読もうと思ったキッカケ
ワタシは普段、電車内や街中で「あり得ない!」と思うことに、しょっちゅう遭遇します。
例えば、混んでいる電車内で座席に荷物を置いているヒトを見かけたとき。
例えば、会社の入居してるビルの通用口の目の前に、自転車が止められているのを見たとき。
例えば、禁煙区域で歩きタバコをした上に、吸殻を道にポイ捨てするヒトを見たとき。
本書で書かれている「礼節」とは違いますが、ワタシは上記のようなことで
イラッとしてしまったとき、「あー、自分、ちっさいなー」と思ってしまいます。
でも、ワタシの尊敬するヒトたちは、こーゆーことでイラッとしたりはしていません。たぶん。
ワタシもそうなりたい!もうちょっと「しなやか」に生きたい!
と思ってイロイロと考えている頃、ふと目に留まったのが本書でした。
本書のオビには
「礼節は人生のクオリティを高めるすばらしく効果的なツールだ」
とあります。
また、サブタイトルは
「思いやりと品位を示す不変の原則25」
とあります。
もしかしたら、ワタシに無くて、尊敬するヒトたちにあるのはコレかもしれない…!
※そんなに熱い想いで11月に買ったのに、2ヶ月以上も積ん読状態だったのね、
なーんてツッコミは受け付けておりません。あしからず。
●自分が正しい原則に沿って生きているのかを計るモノサシがある!
前置きが長くなりました。
そもそも、「礼節」って、何なんでしょう?
本書の定義はこうです。
礼節ある人間でいるということは、つねに他人の存在を意識して
その意識のすみずみに寛容さと敬意と配慮を行き渡らせることです。礼節とは善意の表れです。(P.20)
礼節(=Civility)という言葉の由来は、都市(=City)と社会(=Society)というということからも分かるように、要するに「礼節」とは社会の中で他人に対して
言葉にあります。(P.21-22)
「良い人間」であることのようです。
確かに、人間関係はいつの時代もヒトを悩ます事柄の上位にありますよね。
ワタシも人間関係で悩むことはたくさんあります。
キャリアカウンセリングの仕事をしていても、転職理由で一番多いのは
「人間関係」だったりします。
「人間関係」だったりします。
(あくまでワタシの感覚値なので、あしからず)
でも、ちょっと待てよ…「他人に対して『良い人間』である」って、
自分の気持ちは抑えなきゃならないの??
と思ったワタシ。
慌てなくてもちゃんと答えが書いてありました。
他人のために自分が一歩引く=自制心を持つということだと思いますが、
本書では自制心のことを「あとでうれしくなるための技術」(P.29)と解説しています。
今、この一瞬はカッとなるかもしれないけど、それを自己表現として表に出してしまう
―相手を怒鳴る・ムッとした表情をしてプイッとそっぽを向く等―と、
未来の自分はどう思うだろうか?ということ考えてみる、ということです。
ああ…当てはまることがありすぎてグサグサ。。
冒頭に書いた「些細なことでムッとする自分」は後々思い返すと「ちっさ!」と
思っているように、あまり良い気分はしません。当たり前か。
また、礼節を持たずに他人と接すると、多かれ少なかれ人間関係のトラブルに
見舞われることになると思いますが、その「人間関係」に問題があると、
健康まで損なってしまうそうです。
両親と仲が良くなかったり、パートナーと頻繁に口論していたりすると、
そうでない良好な人間関係を築いているヒトに比べ、免疫力が弱いというような
調査結果が出ているそう。
まさに病は気から、ってことなんでしょうか。
誰だって近しいヒトとケンカしたら、少なからず凹んだり、ぷりぷりしちゃったり
ネガティブな気持ちになりますもん。
それがずっと続いたら…確かに体調悪くなりそうです。
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じゃあどうすれば礼節って身につくの!?
と思いますが、前半はココまで!
と思いますが、前半はココまで!
次回(明日)は解決編と言える(!?)「礼節」を身につけるためのルールを
お届けできればと思います。
お届けできればと思います。
諸君、刮目して待てッ!
(イカン、某アップルパイさんのノリがうつった…!?)
【1712字/61分】