最前列が空いていたので(もったいない)、すかさず着席。
今日は女子率が高い!韓流スターばりのイケメン、キム先生効果か?
(と思ったら、キム先生のゼミ生?がいらしてたみたいですね)
今日は対談イベント!
ソーシャルメディアについての著書をD21さんから出しているお二方から、
*ソーシャルメディアの現在&未来
*マスとソーシャルメディアの関係性
などにつき、様々な話が飛び出しましたー。
日本でも3.11以降、Twitterユーザーが爆発的に増えたりしましたよね。
今回の対談の元にもなっているお二人の著書はコチラ↓
一部では、お二人がそれぞれに講演。
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●まずは立入さんパート。
*ソーシャルメディアの定義(6つの特徴)
⇒参加障壁が低い(Free,open)
相互的な情報発信(Interactive)
拡張性が高い(Scalable)
編集性(Editable)
リアルタイム(RealTime)
ユーザー作成コンテンツ(UGC)
*震災後、SNS同士の連携や、マスとの連携が図られた。
担当者の独断で一般ユーザーに許可を出し、その後公式チャンネルから
正式に放送。他局も追随した。
正式に放送。他局も追随した。
*ソーシャルメディアの影
=デマの拡散と風評被害
例)コスモ石油火災
有害物質が雨に混じって降ってくるから外出しないほうが良い、
とメールやTwitterを通じて広まったデマ。
とメールやTwitterを通じて広まったデマ。
コスモ石油がHPに事実ではないと掲載するまでの騒ぎになった。
⇒かく言う私もデマを信じてRTしてしまいました。
複数人から指摘とお叱りを受け、慌てて削除しました。
複数人から指摘とお叱りを受け、慌てて削除しました。
・エンゲージメント(どのように情報をやりとりするか?)
⇒質は個人のスキルによるところが大きい
・発言履歴でネット上のアイデンティティが形成される
*プロブロガーの3大タイプ
・フリーランス=企業のソーシャル広報部門を丸ごと受注
・雇われ型=企業のソーシャル広報、スポークスブロガーとなる
⇒すごく興味深い分類でした。私が知っているのはオーナー型の方ばかりだったので。
●続いてキム先生
*ソーシャルメディアにより、日常・関係・接点などが可視化された
↓
透明化による権威崩壊・再構築が起きている
・政府の権威-政府が隠していた部分も明らかに。
情報の独占による権威は正しいか?
情報の独占による権威は正しいか?
・企業の権威-企業と消費者の情報の非対称性の解消。
消費者がチカラをもって交渉する。
消費者がチカラをもって交渉する。
・経営者の権威-社内外で共有が進む。経営者の権威は正しいか?
言っていることは正しいか?
・メディアの権威-SNSのほうがより正確&スピードも勝る。
*GlobalNetizens vs. Author State
↓
SocialMediaはThe 5th Estate(第5の権力)になりつつある
*Facebook革命
・FBは世界第三の仮想国(SNSでFBがトップの国は、115/132ヶ国)
=Beyond Chasm(全体の16~17%の利用を超えた)
・実名×活動×購買×関係=マーケティングに有効な情報。
・F Commerce=Facebook Commerce
=一般広告の信頼性14%
vs. 知人が発信した商品情報(=広告)の信頼性78%
・vs. Google+ ←Googleは危機感を持っている
*公私の境界が消滅
・ソーシャルメディア上に仕事・プライベートの事をいっしょくたにアップ。
実世界では仕事・プライベートの顔を使い分けているが、FB上では無意識
・privacy vs. publicy =どこまで公開するかは自己責任。
・price2.0=一物多価
・ソーシャルメディアデバイド
・Gov2.0=iPhoneモデル(透明性・参加を促す・市民とコラボ)
⇔1.0=自販機モデル
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●そして二部は、D21社の干場社長を交えた対談。
*キム先生→立入さんへの質問
Q.本書を執筆したキッカケは?
A.日本から海外に向けての情報発信が弱いと感じている。
ソーシャルメディアが胡散臭いと思われなくなり、インフルエンサーも
たくさん登場=インフラになった。
*立入さん→キム先生への質問
Q.FBは直接民主主義への回帰だと思うか?
A.日本ではまだまだ政治家のネット活用は少なく、ネット選挙は実現しにくい
と考えている。
韓国では既存メディアに対する不信感が溜まっていたため、比較的冷静に
受け止められている。
こどもの教育にもネットリテラシーが必要=インフラ化している。
日本でソーシャルメディアを使っている人は人口の半分にも満たない。
国の予算はソーシャルメディアを使っていない人たちへも配分されるため、
日本ではまだまだ進まない。
*参加者からの質疑応答
Q.中国の状況について
A.世界で最もネットを使いこなしている政府は中国。
統制は難しい→政府はチャイニーズインターネット
(中国内でのクローズドなネット環境)を作ろうとしている。
今度はどうなるか?政府の威厳は地に落ちた?
中国には政府お抱えのブロガーが10万人もいると言われている!?
Q.干場さんは2人をどうやって発掘したのか?
A.立入さん:成田エクスプレスの車内でTwitterをチェックしていて、
立入さんのブログを発見。
キム先生:電子書籍のシンポジウムで名刺交換したのがキッカケ。
Q.次に書きたい本は?
A.立入さん:ウィキペディアンの憂鬱、ネット選挙など
キム先生:サイバー攻撃について
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■編集後記■
うーむ、やはり講演を聴いたら、3日以内にまとめないと記憶が薄れますね(^_^;)
というわけで、社長室のタナカさんの素晴らしいレポートのリンクを貼っておきます(笑)
ジョン・キム氏×立入勝義氏ソーシャルメディア対談レポート! ●田中