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さて、今日は恒例のDiscover21社さんの読書会に参加してきましたよ。
今日は先日「情熱大陸」にも出演された横田尚哉さんの講演。
テーマである本書を読んで、今の仕事に活かせそう!とワクワクしながら臨みました。
満員御礼というだけあって、19:10頃に会場に着くと既にだいぶ席が埋まってました。
むぅ…最近、最前列に座って無いなぁ(笑)
講演の内容は、とにかく解りやすい!
前回の内容と比べると、今日はド文系な私でも、十分に理解できる内容でした。
(あ、前回をNGだと言っているわけではなく、私にはハイレベル過ぎだったというだけです。念のため)
本書にもありますが、世の中のモノゴトには「カタチ」があるけれど、
それは「誰のため?何のため?」と考えていくのが「ファンクショナル・アプローチ」。
ファンクショナル・アプローチは、
「全てのモノには『役割』がある」と考えるそうです。
「全てのコトには『効用』がある」
それを伝えるために「カタチ」がある
モノゴトを見るとき、「カタチ」しか見ていないのが普通。
でも、ファンクションを意識すると、違った見え方になりますよ、ということ。
本書でも「轍理論」として紹介されていましたが、
「カタチ」を見ると「カタチ」に拘束されてしまうそうで、
「今、それが最適な方法かどうか?」、誰のため?何のため?とファンクショナル・アプローチすることで、手段はいくらでもあることに気づけるとのこと。
例として、会場の椅子の話を挙げられていて、私はこの例えのおかげで、横田さんのご説明がスッと腹落ちしました!
あと、冒頭であった質問。
「書籍の『良い悪い』というのは、あるいは『好き嫌い』というのは、いったい何でしょう。」
という問いかけ。
書籍をファンクショナル・アプローチで見ると…というお話がありました。
知識を得る/情報を知る/考え方を変える/思考を広げる/創造力を鍛える/感性を磨く…
とたくさんのファンクションが出てきます。
どんなファンクションでも良くて、重要なのはそのファンクションを達成しているかどうか。
(スミマセン、一字一句この通りに話されたわけではないです)
なんていうか、普段使っていない脳の部分を動かされた感じ。
「何となく」本を読んでしまうこともあるけれど、きちんとファンクションを意識して本を読むと、また違ったモノが見えてきそうで、ワクワクしました。
また、「過去の再現化(=仮説検証)」と「未来の具現化(=ファンクショナル・アプローチ)」の図解が素晴らしかったです!
めっちゃ解りやすくて、思わずiPhoneでスクリーンを撮ったのですが、遠くて上手く写らず…必死でレジュメにメモしました!(笑)
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相変わらず上手くまとめられないけど、横田さんのアドバイスにあったように、目に映るいろんなモノが「誰のために・何のために」あるのか?を考えまくって、ファンクショナル・アプローチを自分のモノにしたい!と、強く強く思いました。
次回作も準備中とのこと♪
(もちろん、版元はDiscover21さん!)
今からワクワクします。
このファンクショナル・アプローチが世の中にもっと広がったら、もっともっとステキな世界になりそうですね。
●横田尚哉さん公式サイト:横田尚哉のファンクショナル・アプローチ &バリュー・エンジニアリング
●横田さんのTwitter:横田尚哉 on Twitter
●講演のUST動画はコチラ:横田尚哉 講演会 2010/05/12
●Twitterのまとめはコチラ:
Togetterまとめ 20100512「ワンランク上の問題解決の技術」横田尚哉さん講演会