NEO踊るOL。

もう踊っていないしOLでもない、フリーのライター/カメラマン/PR/マーケター。都内に生息。

D21ブッククラブ:ジョン・キム×立入勝義スペシャルトーク 「ソーシャルメディアの今とこれから」

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久しぶりのブッククラブ。
最前列が空いていたので(もったいない)、すかさず着席。
今日は女子率が高い!韓流スターばりのイケメン、キム先生効果か?
(と思ったら、キム先生のゼミ生?がいらしてたみたいですね)

今日は対談イベント!
ソーシャルメディアについての著書をD21さんから出しているお二方から、
 *ソーシャルメディアの現在&未来
 *マスとソーシャルメディアの関係性
などにつき、様々な話が飛び出しましたー。

日本でも3.11以降、Twitterユーザーが爆発的に増えたりしましたよね。
それまでは、ソーシャルメディアSNSmixi的な印象がありましたが、だいぶ変わってきたように感じます。

私自身、最近ではほぼmixiはログインしていませんし、Twitterも使っていますが、Facebook(以下FB)に移行しつつあります。


今回の対談の元にもなっているお二人の著書はコチラ↓




イベントは二部構成。
一部では、お二人がそれぞれに講演。
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●まずは立入さんパート。

ソーシャルメディアの定義(6つの特徴)
   ⇒参加障壁が低い(Free,open)
     相互的な情報発信(Interactive)
     拡張性が高い(Scalable)
     編集性(Editable)
     リアルタイム(RealTime)
     ユーザー作成コンテンツ(UGC)

*震災後、SNS同士の連携や、マスとの連携が図られた。
  SNS vs. マス → SNS & マスへ
  例)NHKによるUstream放送
     担当者の独断で一般ユーザーに許可を出し、その後公式チャンネルから
     正式に放送。他局も追随した。
  ⇒3.11当日、帰宅難民となり後輩の自宅でNHKのUstを見ていました。
    よくよく考えたらものすごいこと。担当者のTweet、カッコ良かったなぁ。

   =デマの拡散と風評被害
     例)コスモ石油火災
        有害物質が雨に混じって降ってくるから外出しないほうが良い、
        とメールやTwitterを通じて広まったデマ。
        コスモ石油がHPに事実ではないと掲載するまでの騒ぎになった。
      ⇒かく言う私もデマを信じてRTしてしまいました。
       複数人から指摘とお叱りを受け、慌てて削除しました。

SNSは「個」の時代 → SNSを活用する仕事
  ・エンゲージメント(どのように情報をやりとりするか?)
    ⇒質は個人のスキルによるところが大きい
  ・発言履歴でネット上のアイデンティティが形成される

*プロブロガーの3大タイプ
  ・オーナー型=独自ドメインアフィリエイト、広告、ML、
         電子出版などで収益を上げる
  ・フリーランス=企業のソーシャル広報部門を丸ごと受注
  ・雇われ型=企業のソーシャル広報、スポークスブロガーとなる
 ⇒すごく興味深い分類でした。私が知っているのはオーナー型の方ばかりだったので。


●続いてキム先生

ソーシャルメディアにより、日常・関係・接点などが可視化された
    ↓
  透明化による権威崩壊・再構築が起きている
   ・政府の権威-政府が隠していた部分も明らかに。
          情報の独占による権威は正しいか?
   ・企業の権威-企業と消費者の情報の非対称性の解消。
          消費者がチカラをもって交渉する。
   ・経営者の権威-社内外で共有が進む。経営者の権威は正しいか?
           言っていることは正しいか?
   ・メディアの権威-SNSのほうがより正確&スピードも勝る。
   ・教員の権威-授業がハッシュタグをつけてtweetされ、教員の提示する数値の
          正しさや、講義内容の正しさがすぐ検証される(SFC)。

 *GlobalNetizens vs. Author State
   ⇒WikiLeaks、Anonymous(ハッカー集団)の登場
        ↓
     SocialMediaはThe 5th Estate(第5の権力)になりつつある

 *Facebook革命
   ・FBは世界第三の仮想国(SNSでFBがトップの国は、115/132ヶ国)
     =Beyond Chasm(全体の16~17%の利用を超えた)
   ・実名×活動×購買×関係=マーケティングに有効な情報。
   ・F Commerce=Facebook Commerce
     =一般広告の信頼性14%
       vs. 知人が発信した商品情報(=広告)の信頼性78%
   ・vs. Google+ ←Googleは危機感を持っている

 *公私の境界が消滅
   ・ソーシャルメディア上に仕事・プライベートの事をいっしょくたにアップ。
    実世界では仕事・プライベートの顔を使い分けているが、FB上では無意識
   ・privacy vs. publicy =どこまで公開するかは自己責任。
   ・price2.0=一物多価
   ・ソーシャルメディアデバイド
   ・Gov2.0=iPhoneモデル(透明性・参加を促す・市民とコラボ)
     ⇔1.0=自販機モデル

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●そして二部は、D21社の干場社長を交えた対談。

 *キム先生→立入さんへの質問
   Q.本書を執筆したキッカケは?
   A.日本から海外に向けての情報発信が弱いと感じている。
    ソーシャルメディアが胡散臭いと思われなくなり、インフルエンサー
    たくさん登場=インフラになった。

 *立入さん→キム先生への質問
   Q.FBは直接民主主義への回帰だと思うか?
   A.日本ではまだまだ政治家のネット活用は少なく、ネット選挙は実現しにくい
    と考えている。
    韓国では既存メディアに対する不信感が溜まっていたため、比較的冷静に
    受け止められている。
    こどもの教育にもネットリテラシーが必要=インフラ化している。
    日本でソーシャルメディアを使っている人は人口の半分にも満たない。
    国の予算はソーシャルメディアを使っていない人たちへも配分されるため、
    日本ではまだまだ進まない。

 *参加者からの質疑応答
   Q.中国の状況について
   A.世界で最もネットを使いこなしている政府は中国。
    統制は難しい→政府はチャイニーズインターネット
    (中国内でのクローズドなネット環境)を作ろうとしている。
    今度はどうなるか?政府の威厳は地に落ちた?
    中国には政府お抱えのブロガーが10万人もいると言われている!?

   Q.干場さんは2人をどうやって発掘したのか?
   A.立入さん:成田エクスプレスの車内でTwitterをチェックしていて、
         立入さんのブログを発見。
    キム先生:電子書籍のシンポジウムで名刺交換したのがキッカケ。

   Q.次に書きたい本は?
   A.立入さん:ウィキペディアンの憂鬱、ネット選挙など
     キム先生:サイバー攻撃について

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■編集後記■

うーむ、やはり講演を聴いたら、3日以内にまとめないと記憶が薄れますね(^_^;)

というわけで、社長室のタナカさんの素晴らしいレポートのリンクを貼っておきます(笑)
 ジョン・キム氏×立入勝義氏ソーシャルメディア対談レポート! ●田中