
ここ1週間ほど、ずーっとアタマの片隅で考えてること。
「どうしたら、自分の『スキ』なモノに興味を持ってもらえるんだろう?」
シツコイですが、先週末までの「ののう」を観ていて、
「あー、もっとみんな観に来ればいいのに、モッタイナイなー」
と思ってたんです。
そう思うのはワタシがKUROYURIの創る舞台がスキだからというのもあるだろうし、身内びいきな部分も多分にあります。
でも、今まで一度もダンスの舞台を観たことの無いヒトが、この舞台を観たらどんな感想を抱くんだろう?って考えただけでワクワクするんです。
じゃあ、どうやったら、もっといろんなヒトが観に来てくれるんだろう?
と考えてたわけです。
ただし、前もって言っておくと、ダンスと関係のないトモダチに、ぐいぐいとオススメするのは本意ではありません。というか、それはやりたくない。
というわけで、「自分のスキなモノを広める」ポイントを挙げていきます。

●対象その1:身近なヒトに興味を持ってもらう
<メリット>
*直接「スキ」な気持ち・熱意を伝えやすい。
*興味を持ってくれたら嬉しい!感想もより直接聴くことができる。
<デメリット>
*あまりオススメしすぎると、引かれてしまう。
*興味がないのに…と相手に「断る手間」と気を遣わせてしまう。
⇒あと、あまりにリアクションされないと、自分自身がちょっぴり凹みますw
コレ、ワタシはかなり苦手です。酔っ払ってたらできるけど。
●対象その2:全然知らないヒトに興味を持ってもらう
<メリット>
*身近なヒトより母数が多いため、たくさんのヒトを集められるかも?
*いろんなタイプのヒトの感想を得ることで、自分の興味を改めて見つめ直せる。
<デメリット>
*知らないヒトなので、反響を測りにくい。
*ネガティブコメントばかり目にすることになる可能性もある
⇒目指すとしたら、こっちかなぁ。。
でも、自分の「スキ」なモノのハナシを、もっと周りの仲間でできたら楽しそうだし。。

●「ちゃんと」知らないとオススメできない
ま、当たり前ですね。
ブログや読書、写真、映画鑑賞など、それを「スキ」なヒトがたくさんいることならいざ知らず。
ダンスの舞台を観に行く、ボクシングで鍛えている、映像を作る、などなど、母数が少なそうな「スキ」を伝えるのは難しいもの。
(もちろん、環境によります。周りがダンサーやボクサーばかりなら問題ナシ)
「どういうトコロがスキなのか」
を伝える前に、
「それは『どういうもの』なのか」からスタートしなければいけません。
アナタは自分の「スキ」なことが「どういうもの」なのか、相手にキチンと伝えられますか?

●体感型か受動型かで伝わり方は違う
「観てるだけ」のか「実際やってみる」のか。
相手に「スキ」を勧めるとき、相手が「体感」できるかどうかも大切。
もちろん「観る」のも体感なのかもしれませんが、ココでの定義は、その「スキ」なことを相手が体験することができるか?とします。
例)ダンスがとにかくスキ
⇒ダンスの舞台を「観る」だけで「踊る」わけではないので、受動型と言えます
ボクシングで鍛える
⇒体験レッスンに参加してみるなど「体感」型と言えるでしょう
もちろん、体感してみて「難しい!」と思って、相手を「スゴい」と思うのか、「ワタシにはムリ」と放り出してしまうかは個人差がありますよ。

●自分ブランディングとボキャブラリー
では、受動型の「スキ」を相手に伝えるのは、どうすれば良いんでしょうか。
このへんはまだまだ検証中ですが、結局以下の2点に集約されるのでは?とと考えています。
1)自分のブランド力をアップする
⇒まったく興味がなかったコトでも、スキなタレントがハマってる、と聞けば
興味が沸くことってありますよね。
身近な友人でも「このヒトが勧めるなら、試してみようかな?」と思える
ヒトがいます。要は自分ブランドを上げておくと、知らないヒトにも興味を
持ってもらいやすいかも?ってことです。
2)「スキ」をキャッチコピー化する
⇒現代人はみんな忙しいので、まどろっこしい説明はジャマです。逆効果。
でも「スキ」なことだから、ついついハナシが長くなってしまうのも事実。
だから、常に語彙を豊かに&相手に合わせてキャッチーなコトバで伝えられるよう
練習しておくと良いかと。
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■編集後記■
「ののう」を観ていて考えていたこと。
「観に来てくれて興味を持たれないなら仕方ない。
でも、観に来ない=興味を持っていない から『行ってみようかな』に
変えるには、どうすれば良いんだろう?」
このへんのこと、広告系のトモダチに聞けばヒントがもらえそうかなぁ。
観に来てもらえないと、ただの自己満足になっちゃいますからね。