今日は久しぶりの天狼院イベント!
URAMAYUのまゆみんさん(って勝手に呼んじゃった(〃∇〃))が1日店長&HDR写真のセミナーをしてくださるとのこと!
先日出版された『HDR写真魔法のかけ方レシピ』をテキストに、HDR写真の作り方レッスンをしていただきました〜♪
ちなみにワタシ、だいぶ前からURAMAYUをチェックしまくっていたので、実際にお話を伺えて嬉しかったです!(お会いするのは今日で2回め)
●HDRって何ぞや?
HDRとは、High Dynamic Rangeの略。
ダイナミックレンジの幅の狭さを補う技法のことを意味するそうですが、「ダイナミックレンジ」ってそもそも何?という方も多いかと。
以下の図が分かりやすいです。要するに「明るさの許容幅」ということ。
(via. 「デジタル一眼レフカメラ初心者入門」-「ダイナミックレンジとは」)
まゆみんさんも別の図を使って説明してくれましたが、ワタシは初めて知りましたー。
人間の目って意外と優秀なんですね。
よく暗い室内で写真を撮ると、肉眼では濃淡のある部分が真っ黒に写ってしまうことってありませんか?
コレがいわゆる「黒つぶれ」と呼ばれる現象です。
画像データ上、全部「黒」として記録されてしまうので、後からレタッチできないんですね。
反対に、明るい場所で撮った写真が真っ白になってしまうことってありませんか?
肉眼では雲と白い服の区別がつくのに、写真だと背景と同化しちゃってるよ…みたいな。
コレがいわゆる「白飛び」という現象です。
HDR写真とは「露出を変えて複数枚撮影し、合成して1枚にした写真」のことです。
露出というのは「明るさ」だと思ってください。
カメラ上で暗めの写真・普通の写真・明るめの写真を撮って、黒つぶれや白飛びを無くそう、という感じかな。
HDR写真には賛否両論あって、否定派は「目がチカチカする」「全部同じように見える」などと言われるそうですが、殆どの場合は「アーティスティックに加工しすぎな写真に対して言われている」とまゆみんさん。
確かに、Google画像検索で「HDR写真」と検索すると、チカチカします^^;
でも、そもそもHDR写真とは、前述のとおり黒つぶれや白飛びを無くそうと意図されているモノ。
まゆみんさんは、アーティスティック寄りではなく、自然な感じに加工するのが好きとのこと。なるほろ。
●HOW TO MAKE HDR?
HDR写真作成に必要な道具は、以下の通り。
1)ブラケット撮影とRAW撮影ができるカメラ
2)パソコンとHDR写真合成ソフトと現像ソフト
3)三脚(無くても大丈夫)
*HDR写真素材撮影
まずは合成するための写真を撮ります。
設定はこんな感じ↓
■編集後記■ いかがでしたでしょうか? HDR写真を作るのって、何だかムズカシそうなイメージを持っていたのですが、目の前でまゆみんさんがサササッと作っているのを見て、「おおお、ワタシにもできそう!」と思いましたよ! 本のレビューと実際に作ってみたレポみたいなの、後日レポートしまーす! まゆみんさん、天狼院の皆さま、ありがとうございました! (天狼院に行って本を買わなかったの、割りと奇跡w) <Photo関連記事> 【写真】finder写真教室「画像処理」2期特別補講 | 踊るOL。
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ISOやホワイトバランスの設定も要確認。 ISOは数字が大きくなればなるほど、ノイズ(ザラッとした感じ)が出やすくなります。 ホワイトバランスはオートでもOK。カメラによってクセがあるので、いろいろ試してみるべし。 オートブラケットはカメラによっては5枚撮れたりします。 HDR写真を作る場合、最低3枚あると無難。露出の設定幅を調整できるなら、「-2.0/±0.0/+2.0」で撮るのがオススメのようです。 *HDR写真合成 素材が揃ったら、いざ合成! ソフトはいろいろありますが、まゆみんさんのオススメは「Lightroom」と「Photomatix Pro」。 1)Photomatix Proで写真を合成 LightroomにはPhotomatix Proにエクスポートするプラグインがあるそうで、Lightroomから「書き出し」→「Photomatix Pro」を選べばOK。もちろん、Photomatix Pro上で読み込んでもOK。 Lightroomからエクスポートする場合は「エクスポートされたファイルの処理設定」というウィンドウが出てくるので、よく分からなければ全部にチェック入れますw 写真のデータサイズや処理設定の内容によって少し時間がかかりますが、Photomatix Proに読み込んだ時点で合成されています。 この写真をTIFF形式で保存します。 2)Lightroomで現像 続いて現像処理。(1)で保存したフォルダを選び、同期すると合成した写真が表示されるので、調整をしていきます。 まゆみんさんが普段調整しているのは、以下6つのパラメータ。 ・ハイライト ・シャドウ ・白レベル ・黒レベル(値を下げると引き締まった感じになる) ・明瞭度(+100とか極端な値にしちゃう) ・彩度 何やらムズカしそうですよね…? でも、目の前でデモンストレーションをやってもらったら、超スグできる! まゆみんさんは「慣れれば3秒」って言ってて、さすがに3秒は無理だとしても、5分もあればできちゃいそう! 「ちょ、説明が雑…!」って思った方は、まゆみんさんのブログにもっと詳しい作り方が載ってるから見たらいいよ! HDR写真の作り方 | URAMAYU 超詳しく書いてあるので見るべし!撮影モード:Aモード ⇒絞り優先オート=絞りを自分で決めて、シャッタースピードはカメラが自動的に決める。 画像:RAW ⇒ナマ・未加工のデータ=JPEG等に比べ、データサイズが大きいけど加工しても劣化しない。 撮影モード:オートブラケット ⇒設定されている露出を基準に「暗い」「基準」「明るい」写真を自動的に3枚連続で撮影。
■編集後記■ いかがでしたでしょうか? HDR写真を作るのって、何だかムズカシそうなイメージを持っていたのですが、目の前でまゆみんさんがサササッと作っているのを見て、「おおお、ワタシにもできそう!」と思いましたよ! 本のレビューと実際に作ってみたレポみたいなの、後日レポートしまーす! まゆみんさん、天狼院の皆さま、ありがとうございました! (天狼院に行って本を買わなかったの、割りと奇跡w) <Photo関連記事> 【写真】finder写真教室「画像処理」2期特別補講 | 踊るOL。
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