NEO踊るOL。

もう踊っていないOL。Writer/Editor。おいしい肉に目がない。都内に生息。

【セミナー】「人」と「場」を盛り上げるコツ、教えます

スポンサーリンク



こんばんは!ホワイトデーなのに会社で1人ぼっちだった踊るOLです。ぐすん。

今日は、先日のセミナーファシリテーターを務めていらっしゃった谷益美さんのセミナーに参加してきました!きゅりあん、マジ遠いよ…!

谷さん、前回お目にかかって、めっちゃ元気もらえるヒトだな~と思ったのと、ファシリテーションが素晴らし過ぎたので、今回迷わず参加を決めたんですが、ご存知ない方もいると思うので、簡単にプロフィールをご紹介。
ホワイトボードをこよなく愛し、全国を点で活動するビジネスコーチ&ファシリテーター。企業研修や講演は、基本全て参加型&対話型で、香川を拠点に全国を点で活動中。ムスメ6歳とムスコ3歳、2人の子育て進行中。
今年4月から早稲田大学ビジネススクール「ビジネスコーチング」非常勤講師。岡山大学大学院生向け「ビシネスコーチング」&高松大学学部生向け「キャリア開発」「キャリアデザイン論」担当。

今日のセミナーの内容も、対話・ワークが多めでした。
座学だけだと、「分かる」が「できる」になりにくいと思いますし、とても楽しい(というか笑いの絶えない)セミナーでしたよ!

今日はもう1人、ゲスト講師に脳科学者のエディ先生(枝川義邦先生)が!
1969年東京都生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。博士(薬学)。早稲田大学ビジネススクール修了。経営学修士MBA)。早稲田大学准教授などを経て、2012年より帝京平成大学薬学部教授。専門は脳神経科学。ナノテクを用いたミクロな世界の薬研究から、脳の神経ネットワーク解析、人間の記憶や消費行動をもとにしたマーケティング理論など、研究分野は多岐に渡る。
今日は「解説役」だそうで、谷さんの講演中に話を振られ、解説を加えるという(それ、無茶ぶりって言うんじゃ…)役割で、たくさん面白い話をしてくださいました!


では、一部ですが、内容をご紹介します。
 
smile!
smile! / seanbjack


セルフ・エフィカシー(self-efficacy)って何?>

日本語に訳すと「自己効力感」というモノ。
心理学用語だそうで、要するに「あるモノゴトに対し、自分が”できそう!”と思える感覚」とのこと。

例えば、短距離走の世界において、100m走の世界記録の変遷を見ると、1991年にはカール・ルイスが9秒86を叩き出し、2009年にはウサイン・ボルトがついに9秒6の壁を破って、9秒58という世界記録を樹立しました。

1991年には信じられなかった9秒6の壁を破ることも、誰か1人ができるようになると「あの人ができるんだから、自分にもできる!」と思えるようになります。
この「できるかも」という感覚=セルフ・エフィカシーなんです。


では、どうやってセルフ・エフィカシーを高めるのか?という話なんですが、ヒトは成功するか否かの確率が50:50の時、もっともテンションが上がる(=ドーパミンが出る)そうです。

谷さん曰く「スゴい人に会うと、ちょっと凹む…」そうですが、エディ先生によると、そのヒトのことを「50%くらいの確率で”超えられる”かも…」と思えれば、テンションが上がるそうで、それより低い確率だと凹んでしまうのではないか、とのこと。

勝率が50%くらいのコトにチャレンジしてみるのが、セルフ・エフィカシーを高めるコツなのかもしれません。

セルフ・エフィカシーの高め方については、様々な論文や書籍が出てるので、興味のある方はチェックしてみてくださいな(ワタシも調べてみよっと)


<「話しやすさ」は誰が決めてる?>

谷さんからの問いかけ。
「相手が”笑っている”と判断するのは、どこを見た時?」

この答えは「口角」だそうです。
たまに、デフォルトの顔が口角上がってるヒトっていますよね?
ワタシの同僚にもいるんですが、周りからは「親しみやすい」と思われています。うらやまし!
(最も、彼はマジメな会議の時も真顔がニコニコ顔なので、それなりに苦労している模様w)

シゴト柄、相手の表情はめちゃめちゃ観察してるんですが、やはり視覚から入ってくる情報が一番大きいと感じます(メラビアンの法則が有名ですね)


誰かと会話・対話する際に大切なのは、
「聞くこと」+「自己開示すること」
だそう。

話し上手かどうか?聞き上手かどうか?は、どちらも相手が決めるモノ。
「相手が話したいこと」を聞いてあげる&気持よく話せる環境を作れるのが「聞き上手」とのこと。なるほどー。

一方、話し上手になるのは難しそうです。
良かれと思って話したことが、相手にとって「自慢話」と受け止められていることが多い、と聞いてギクギクッ…た、たしかに。

自慢話かどうか、その話に価値があるかどうかを決めるのは、全部「聞き手」なんですね。。

「聞き上手」になれるよう、日々精進ですな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■編集後記■

質疑応答で初めて知ったんですが、谷さんは大学に入るくらいまで、と友達を作るのが苦手だったそうです(会えば分かりますが、信じられない…!)

自分がして欲しいことは、ちゃんと伝えないと伝わらない、と学んだ谷さんは、ネガティブなことも「相手のことを嫌いになる前に」伝えることにしているそう。
なので、キライな人・苦手なヒトが周りにほとんどいないそうです。

コレ、ワタシにとって今日イチバンの学びでした。
すぐにカンペキに真似するのは難しいけど、ワタシもちゃんと伝えてみよう。


今回のセミナーは香川のお菓子付!
冒頭の写真は「おいり
嫁入りの際等に引き出物として配られたりする、縁起の良いお菓子だそう。

もう1つは、かめびし屋さんの「かめびししょうゆチョコ
老舗の醤油屋さんで、ソイソルトを初めて開発した会社だそう。
どちらも美味しかったです~♪

谷さん、エディ先生、参加者の皆さん、ありがとうございました!

ではまた!
 

<関連リンク>

【セミナー】HOPPY! HAPPY! 大新年会2013でウルウルしてきた! | 踊るOL。
このセミナーも熱気がスゴかった…!