こんばんは、今日は酔っ払っていない踊るOLです。
今日は朝9:30~大手町きゅりあんで開催された、ライフネット生命の出口社長(@p_hal)の講演会を拝聴してきました!
ライフネット生命保険 - 人生に、大切なことを、わかりやすく。
10人以上集まれば会社見学 or 社長講演会OKとのこと。スゴい!
出口社長とは、奥田姐さんの生誕祭で初めてお目にかかり、先日の奥田さんのサロンでお話を伺わせていただきましたが、今回のようなノンアルコールの(笑)講演会に伺うのは初。
土曜の朝スタートとは思えないくらいの大盛況。
皆さん、勉強熱心だわー負けてらんないわー、と最前列を確保。
ゆっくりとした口調とはウラハラに、かなり過激な!?内容の講演でした!
Earth - Illustration / DonkeyHotey
●世界経営計画のサブシステムを生きる
いきなりムズカシそうな言葉が出てきましたが、ここでいう「世界」とは、自分にとっての「世界」。
自分の周りの環境(=世界)に100%満足しているヒトは、ほとんどいないでしょう。
世界経営計画のサブシステムとは、
この世界をどのように理解し、ということ。
どこを変えたいと思い、
自分はその中でどの部分を担うか
(配布資料より)
それが「働くこと」につながる、とのこと。
まず最初は、世界を”どのように”理解するのか。
コレが全ての土台になるため、きちんと理解しなければ、土台から歪んでしまいます。
では、正しく見る・理解するためにはどうすれば良いのか?
ポイントは2つ。
1)タテ・ヨコで考える
2)国語ではなく、算数・ファクト・ロジックで考える
タテ・ヨコとは、「時間軸×同業他社」だったり、「本×旅」だったり。
要するに1つの軸だけで考えるな、ってことですね。
数字(算数)・ファクト・ロジックは、ワタシの弱点なので、ううう…と拝聴。
とても分かりやすい例を出してくださったので、改めて重要性に気づきました。
Lifesize Religious King Statue with Spear / epSos.de
●リーダーに必須の3条件
日本は「リーダー不在」である、とおっしゃる出口社長。
「1票の格差」について、ものすごく分かりやすいお話をしてくださいました。
そんな出口社長の考える「リーダーの必須条件」、気になりますよね?
「このチームで、コレだけは成し遂げたい!」という強い思いの3つが必須とのことでした。
+
自分の思いを説得力・共感力を持って伝える
+
メンバーの顔色を見て、コミュニケーションによって不安を取り除き、統率力を発揮する
確かにワタシが今の会社で「スゴい!」と尊敬している上司は、この3つを持っていると感じました。
逆に「うーん」となる上司には、3つのうち、どれかが欠けていたように思います。
Spanish dictionary pages up into the air / Horia Varlan
●競争力を上げるために、何をすれば良いのか?
日本の国際競争力の推移を見ると、1位だった1991・1992年から徐々に下落しています。
2009年には一時17位まで盛り返しますが、翌2010年は過去最低タイの27位。
この順位を、ヤバい…と思うか、チャンスと捉えるかは人それぞれだと思いますが、順位を上げていこう!と思いませんか?
では、順位を上げるにはどうするか。
コレが今日の一番のポイントでした(ハイ、メモの用意!)。
人とは違うことを、自分のアタマで考えて、生産を上げる
しかありません、というのが出口社長の持論。
競争力の根源=人とは違うことを考えることである、ということですね。
ではその「人とは違うことを考える」チカラを高めるためには、どうすれば良いかというと、「インプットの差をつける」ことしか無いとのこと。
勉強しなければ、「人とは違うこと」のヒントがつかめないとのことでした。
確かに、知識が無ければ、それが「人とは違うこと」なのか「既知の事実」なのか、判断すらできないですもんね。
個人的に、インプットの量をいくら増やしても、アウトプットができない or アウトプットの質が悪ければ、意味が無いのでは…?と思っていました。
でも、坂本龍一さんの例を出して、とにかくインプットを続ければ、必ずいつかスルッとそれが引き出される時が来る、ということを理解。
まだアウトプットがイマイチだな、と感じている自分は、まだまだインプットの量(≒勉強)が足りていないということですね。。反省。
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■編集後記■
とにかく、素晴らしく分かりやすい講演会でした。
イマイチ理解できていなかったことが、分かりやすい比喩を多数出してくださったおかげで、ストンと腹落ちしました。
そういう分かりやすい例えを出すためには、膨大な知識・インプットが必要なわけで、ひたすら感銘を受けまくりの90分でした。
出口社長、主催の酒井さんをはじめスタッフの皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました!