ほぼ日刊イトイ新聞 - THE SKETCHTRAVEL
大好きな、大切な連載でした。
原本はベルギーのブリュッセルで、チャリティーオークションにかけられ、落札金額はRoom to Readという非営利の団体(発展途上国における子どもの識字率の向上と性差なき教育の普及に、力を入れている団体です)に寄付されたそうです。
もともと、「ラオスに図書館をひとつ建て、 現地のアーティストによる絵本を1冊、 出版する」ための目標額を設定していたプロジェクト。
オークションの結果は、日本円にして約800万円。目標の2倍を超える金額で落札されたとのこと。
スケッチトラベルとは、
ひとりの若き日本人イラストレーターの手を離れた一冊のスケッチブックがというプロジェクト。
世界の名だたるアーティストからアーティストへと4年半の歳月をかけ
「手渡し」で回されていきました。
その若き日本人イラストレーターというのが、堤大介さん。
あの「トイ・ストーリー3」のアートディレクターをつとめた方です。
このプロジェクトに参加したアーティストは、総勢71名。
連載中からずーっとワクワクしっぱなしで、自分の中の柔らかくて大切な部分をギュッとつかまれた連載でした。
フランス版が出版されたのは知っていたのですが、ついに日本語版が出版されると知って、慌てて注文。
こんなこと、滅多にないんですが、表紙をめくる手が震えました。
いわゆる画集なので、多くは語りません。
この記事や、ほぼ日の連載を読んで、興味をもった方はぜひ手にとってみてください。
どのアーティストの作品も素晴らしい。
でも、きっと、自分のココロの奥底の、大切にしまい込んで忘れていた何かに触れる作品に出会えるはずです。たぶん、きっと。
*スケッチトラベルの公式サイト↓
Sketchtravel - The original book will be auctioned to benefit an international charity.
*堤大介さんの公式サイト↓
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