ページ数が少なめだったのと、帯のキャッチに惹かれて購入しました。
いろいろやったけど、というキャッチでした。
なんかうまくいかない
あなたへ
うまくいってないわけじゃないけど、ものすごくうまくいってる、とも言えないなぁ・・・と思っていて、もう一段上に昇るにはどうしたら良いのかな?と考えていたところだったので、わくわくしながら読みました。
本書を読んで、まず思い浮かべたのは、和田裕美さんの「新・陽転思考」でした。
本書の冒頭にある以下の部分↓
このときに、私は上司から、ま、まさに「新・陽転思考」にある「事実は1つ、考え方は2つ」と同じじゃないか!
「状況は同じでも、自分の考え方によって、結果が違ってくる」
ということを身をもって教わりました。
この経験を通して、考え方=思考には2通りあることに私は気がついたのです。
□わるい思考
□よい思考
さきほどお話した、不安定な地盤=わるい思考を、
しっかりとした地盤=よい思考に変えていくことが重要なんです。
私の尊敬する著者の方2人が同じことを言っている→ってことは、コレ、ものすごーく大事なことだ!
と思ったのでありました。
そこで私は「本書と和田さんの本との違いは何だろう?」という視点で読み進めてみました。
本書では「わるい思考」を「思考負債」とし、「よい思考」を「思考資産」として、思考負債を減らし、思考資産を増やすことを「思考改善」と呼んでいます。
そして、その「思考負債がたまるクセ」として以下3つを挙げています。
1 外部要因思考本書は、和田さんの本と比べると、よりロジカルに「思考資産を増やす」=「よかった探し」の全体像とそのメリットを解説し、実践トレーニングの詳細を取り上げた本だと感じました。
自分以外の外部のせいにしている
2 言い訳思考
言い訳ばかりで行動しない
3 思考停止
自分で限界を低くしている
あと、第3章は和田さんの本にはあまり詳しく書かれていなかったかな?
(あ、別に和田さんの本がロジカルじゃないってことじゃないですよ)
一方、和田さんの本は「よかった探し」の方法や実例を、より多く提案・紹介している印象。
どちらが良い・悪いではなく、2冊を読んで1つの考え方が補完された感じがします。
読む順番も、和田さん→本書でストンと理解できました。
また、この習慣が定着するのに、本書では巻末に「21日間 思考改善トレーニング」がついている通り、3週間程度かかるとあり、和田さんの本では30日間とあります。
クセづけするには、やはり1ヶ月くらい時間がかかるものなんですね。
本書を読んで、ウエイン・W・ダイアー氏の名言を思い出しました。
心が変われば、態度が変わる。さっそく明日から巻末付録の思考改善トレーニングにチャレンジしてみたいと思います!
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
-------------------------
■本書を読んでやってみること■
思考改善トレーニングの00日目をやる!
人や環境など、自分以外のせいにしている考え方や口グセを書きだしてみましょう。※ココに書くといろいろ問題ありそうなので(笑)、自分の手帳に書きますね。
3週間後(6/10)をお楽しみに!?
-------------------------
■編集後記■
3週間って、意外にあっという間ですねぇ。
なのに「3日坊主」になっちゃうのはナゼ?(笑)
本書にある「小さな習慣」から始めますよ!
明日は久しぶりに前職の同僚と飲み会です。
お酒解禁の誕生月間もあと少し。6月からは、また節酒します☆
<目次>
がんばっているみなさんへ
プロローグ
第1章 「外部要因思考」を減らして、「内部要因思考」を増やす
第2章 「言い訳思考」を減らして、「工夫行動思考」を増やす
第3章 「思考停止」を減らして、「思考発展」を増やす
思考改善トレーニングの前に
巻末付録 21日思考改善トレーニング帳