NEO踊るOL。

もう踊っていないしOLでもない、フリーのライター/カメラマン/PR/マーケター。都内に生息。

【イベント】ビジネス書大賞2012×schoo「いま、なぜ私達は本を読むのか?」

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The Colorful Library of an Interaction Designer (Juhan Sonin) / 20100423.7D.05887.P1 / SMLThe Colorful Library of an Interaction Designer (Juhan Sonin) / 20100423.7D.05887.P1 / SML / See-ming Lee 李思明 SML


久しぶりにセミナーホールでのイベント(最近、屋上でのイベントばかりだったので)。


という凄まじく豪華メンバーが登壇。しかも無料と聞いて、即申し込んだ本イベント。

1時間じゃとても足りないよ…!というのが率直な感想です(笑)。

 

 なんか参加者、少ないなー?と思ったら、裏でTED×Tokyoがやってたんですね。



資料配布もなく、ひたすら早口のパネルディスカッションだったのですが、いつものようにメモを公開してみます。

イベントの最初は、ビジネス書大賞の発起人でもあるD21社の干場社長からのメッセージ。

ビジネス書大賞2012

この賞がスタートした3年前、
「なぜDiscoverとオトバンク?」と言われたそう。

※オトバンクとは、同じくこの賞の実行委員である上田渉さんの会社です。
 去年のD21社クリスマスパーティーでご挨拶させていただきましたが、同い年と知って、かなり衝撃!

こういう賞は、もっと老舗の出版社がやるモノでしょう、という意味だったようです。

でも干場さん曰く「ビジネス=革新していくモノ」だから、D21社やオトバンクのような新しい会社が担うべきだ、とのこと。
(ニュ、ニュアンス違うかも…でもこんな感じのことをおっしゃっていました)
 

Library visitorLibrary visitor / umjanedoan

 

本と私

D21社のチバさん司会のもと、まずは登壇者4名の「本」に対するスタンスのようなお話。

<土井さん>

小学校の頃から、商売をやっている父親のように経営者になろうと、ビジネス書を読んでいたそう。
そんな考えをもった小学生は周りに相談相手がおらず、本に答えを求めるようになったとのこと。
土井さん曰く「本を読むヤツ=友達がいない」ってw

土井さんの考える「人が変わるために必要なこと」は3つあって、
本・ヒト・体験
だそうです。
ヒトと体験は時間とコストが膨大にかかるけれど、本はこの3つの中で最もコストがかからないとのこと。確かに。


<瀧本さん>

ものすごく早口(ご本人は敢えて早口にしているそう)だったんですが、勝間さんで耐性のできてるワタシw

瀧本さん曰く「本を読む人=1つの階級」だったとのこと。
昔の識字率を考えたら、確かにそうかもしれません。

本には3種類あって、
バイブル(=神の言葉)」「国史」「人物伝(列伝・回顧録等)」
コレは、まさにApple(≒帝国)とジョブズ(=神であり人物伝として残る)のこと、と瀧本さん。

だから、2012年のビジネス書大賞(ジョブズ本が瀧本さんの著書と同立で大賞受賞)は、伝統的な内容のモノが受賞したと言える、とのことでした。


<井口さん>

今日はジョブズの格好に似せてきたそう(笑)
(黒いTシャツにブルージーンズでした)

翻訳書はよく「読みにくい」と言われるけど、それは日本人が実感できる事例が少ないからだそう。

日本の事例を載せた同じような本が出ればいいけど、そうじゃないから翻訳書のニーズがあるとのことでした。なるほど、たしかに「ザッポス伝説」もタイトルだけじゃピントこなかった。
 

<鳥原さん>

20代の頃は全然本を読んで来なかったという鳥原さん。
35歳のときに「禁煙セラピー」を読んで、実際に禁煙できてから、本を読み始めたそうです。

鳥原さんにとって、本はインプットするものではなく、アウトプット(=行動)するもの。

本=クスリ(マイナスからプラスにするのではなく、プラスをよりプラスにするもの)と考えていて、普段クスリを飲まないヒトにも飲んでもらえるような本を 書きたい、とおっしゃっていました。

パネルディスカッション

ここからは、土井さんがファシリテーターとなって、他の3人に次々と質問をしていくというスタイル。手品を見ているような、素晴らしいファシリテーションでしたー。

全部書くと大変な量なので、印象的な部分をピックアップします。

<勝つための読書とは?>瀧本さん>

ダメな読み方=バイブル(答えが乗っている)=陳腐化しやすい。
読書は「格闘技」と捉え、考えるための材料を探す。
勝つためには、いろんな会社やヒトの事例をたくさん知ることが大切。

体験することも大事だが、時間がかかる。
けど、本は過去の膨大な事例を学ぶことができる。


<本を書く上で体節にしていることは?>鳥原さん>

読者が「主人公」になれる本を書くこと。
当事者として入り込めない本は、学びが少ない。


<キャリアを決定づけたデキゴト>瀧本さん>

本は合理的にちゃんと作れば、ちゃんと売れるんだ、と思った。
本で世の中が変わるかも、と思っているので、自分の本がどれだけ売れたか?ということより、世の中が変わる(≒行動に移す人がいる)か?に注目している。


土井さんのお話も素晴らしかったです。

「自分が最も時間を使っていること」を仕事にしていないヒトがたくさんいる、と土井さん。

好きなこと・やりたいことがある、というヒトに、土井さんは、その分野に関する本を何冊読んだか質問するそう。

土井さん曰く、その分野の本を最低30冊読まないと、プロにはなれないとのことでした。
コレはいわゆる「踏み絵」にもなっていて、30冊読めない・苦痛だと思うなら、それは本当に好きなこと・やりたいことではないということ。

本は好きなことをしたヒトの記録だそうです。


30冊か…自分の読書録をひっくり返してジャンル分けして冊数を数えたら、違った自分が見えてくるかもしれませんね。やってみよう。

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■編集後記■

あと1時間くらい4人のお話を聴いてたかった!
もうちょっと具体的に4人の本の読み方とか、アウトプットへのつなげ方とか、いろいろ質問したかったなぁ…いやはや、何とも贅沢すぎる1時間でした。

そして、セミナーホールの外ではD21社さんの本がたっくさん陳列されており、まんまと新刊3冊買っちゃいましたよ(笑)

ジョブズ本があったので、日経BP社の方も来ていて、前に豚組しゃぶ庵でご一緒させていただいた編集のNさんと思わぬ再会ができて嬉しかったです!


…本、買いすぎw

登壇者の皆さま、D21社およびschooスタッフの皆さま、上田さん、参加者の皆さま、
ありがとうございましたー!