NEO踊るOL。

もう踊っていないOL。Writer/Editor。おいしい肉に目がない。都内に生息。

【イベント】D's Book Bar #3で哲学書の読み方を学ぶ。

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先月に引き続き、今月も行ってきましたBook Bar。

第 3 回 Discover Book Bar ~ ドリンクを片手に本を楽しもう ~ | Discover21
BookBar以外にもイベントたくさんありますよ♪

今日はゲストに「超訳 ニーチェの言葉」の白取春彦センセイと、オトバンクの上田会長がいらっしゃいました。

登壇されたお2人も、参加された皆さんの多くも、アルコールが入っているため、そんな堅苦しい会にはならず、ざっくばらんなお話を伺えましたよ!


<オトバンク 上田会長>

昨年末のD21社さんクリスマスパーティーでご挨拶させていただいて以来?
実は同い年なんです。1980年生まれの方が活躍されているのは嬉しい♪

オーディオブックに代表される「耳読」のお話。

*耳読にもいろいろな種類がある
  ⇒コンテンツの性質に合わせ、読み手の種類を分けているそう。
    *声優さん=ラジオドラマ風に抑揚をつけて。物語・小説系
    *著者本人=特に言及なかったけど、思い入れは伝わりそう。
    *プロのナレーターさん=ずっと聴いていて疲れない声質。ビジネス書向け?

*耳読を利用するシーン
  1)通勤中(満員電車で紙の本は広げられないけど、耳読なら可能)
  2)歩く時・エクササイズ・ランニング時(集中できる?)
  3)子育て中の主婦(クチコミで増加中。目と手を離せない子どもの前でもOK)
  4)高齢者(老眼で疲れるため。紙の本とセットで買われることが多い?)

*脳の補正力を活かし、倍速で聴く
  ⇒人間の脳は音に敏感とのことで、2倍速程度であれば、聴き始めて2~3秒で順応できる。
  ⇒音に関して、脳はある程度の補正を勝手にかけてくれる。
   物語系のオーディオブックにはムカないが、情報取得系の本にはオススメ。

black & white Glasses & Book - exhausting read
black & white Glasses & Book - exhausting read / photosteve101


<「超訳ニーチェの言葉」白取春彦センセイ>


先日の某パーティーでもお会いしましたが、相変わらずダンディで飄々としていらっしゃいました。

前半、「超訳ニーチェの言葉II」の朗読がありましたが、サラッと終わったのでスルーして、後半のお話。編集担当のフジタさんとの対談形式でした。

本の読み方についてのお話がメインだったのですが、結構目からウロコだったのでシェアしますね。

*優しさがないと、本は読めない
  ⇒メッシュにゴミが詰まると、その詰まった部分はこちら側に通らない。
   つまり、バイアスがかかっている状態では、その部分の内容が入ってこないわけです。
  ⇒その著者のことを知ろうとする際、1冊だけ頭から読んでも、分かったとはいえない。
   (読み手がよっぽど著者と同レベルでない限り、読めない)

*メッシュに詰まったゴミ=自分のコダワリ
  ⇒「自分の考え」は、何かを決断する際には必要だけど、相手の全てを受け入れるには不必要。
  ⇒優しさや、相手を許容するココロが無ければ、ちゃんと読むことはできない。

*哲学書の読み方に、ノウハウなんて無い
  ⇒必要なのは、忍耐・努力・継続力。
   多くのヒトは難解な哲学書を前に、諦めてしまう。諦めたら終わり。恋愛と一緒。
  ⇒用語が分からないなら、1つ1つ調べるしかない。
   他の言語で調べると、アッサリ理解できることもある。
   百科事典で調べるのがオススメ。複数の百科事典の内容を見比べる。

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■編集後記■

前回もいらしていた方もいらっしゃいますが、初めましての方が多かったかな?
本好きの方は毎月開催しているので、ぜひお越しください!
(何度も言いますが、ワタシは社員じゃありません☆)

干場社長(@hoshibay)、今回もお忙しい中、顔を出してくださいました。
ワタシ的には、ずっとお会いしたかった営業の方にご挨拶できて、カンゲキ!


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ではまた!