NEO踊るOL。

もう踊っていないOL。Writer/Editor。おいしい肉に目がない。都内に生息。

【セミナー】邪悪なアップルパイと仙人のお話~タスクセラピーに初参加してきましたよ!

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Super Mario.
Super Mario. / Tom Newby Photography


以前からずーっと参加したくて、でも不思議と日程の都合がつかなかったタスクセラピー。
今年最後の開催となる今回、ようやく参加してきましたー!

タスクセラピー

13:30~18:00の長丁場。
前半はヨシナさん・jMatsuzaki・佐々木の講演。
後半はテーブル毎にコーチが付いて、各ツールや手法についての解説・ディスカッション。

日曜の昼間に、よくもまぁタスク好きが集まったものだ!というような濃~いセミナーでしたよ!
 
Task Management with PostIt Notes
Task Management with PostIt Notes / DamienOz


●ヨシナさん(@447life):プロジェクト運営

システム系のお仕事をされているヨシナさんからは、プロジェクト管理・運営(プロジェクトリーダーとしてメンバーをまとめる際の方法)についてのお話。

理想は、チームの目標に「個人の役割」が含まれている状態。
でも実態は、「個人の役割」が丸々全部、チームの目標に合致していることは少ないですよね。

メンバーはそれぞれ「ジブンの想い」を持っているので、それが100%プロジェクトの目的・目標と合致している状態にもっていくのは、かなり難しい。

そこでヨシナさんが考えた「個人の想い」をチームに貢献させる方法を紹介してくれました。
1)プロジェクトの目標をもう一度意識してみる
2)個人の想いを探ってみる
3)チーム内での相対能力を意識してみる
  ⇒全社でトップ、でなくてもチーム内で最も得意なコトは?
4)褒めて役割を意識してもらう
  ⇒3)の得意そうなコトを褒めると、本人がその気になり、カラーが決まる
5)叱って、更に役割を意識してもらう
  ⇒「ホントはできるのに」、なぜ出来なかったのか?原因を探る
   叱って・褒めて、チームとして欲しい役割にハマってもらう
後輩を指導するときにも参考になりそう。
先日アップした「減点法より加点法」ともリンクしますね。

Task list
Task list / stickwithjosh


●jMatsuzaki(@jMatsuzaki):ミッションステートメントの定着

前回の講演がいつだったか忘れちゃったけど、その時より更にパワーアップした邪悪なjの講演。
今日はナゼかカミカミだったけどw、スライドはカッコ良かった!

今回は「7つの習慣」をベースに、ミッションステートメントを定着させる方法を紹介・解説してくれました。
*毎日音読する
*集中の輪に徹する(「集中の輪」については「7つの習慣 」を参照)
*計画と評価を繰り返す
*自覚と日記(上手くいっていること・いっていないこと・その対策を残す)
などなど「定着」にフォーカスした内容で、さっそく実践してみようと思えました。
ミッションステートメント、ワタシも見直してみなくちゃ。

Yellow Week : Tasks
Yellow Week : Tasks / lisaclarke


佐々木正悟さん(@nokiba

ちまたで「仙人」と呼ばれる佐々木さんの講演。
ワタシもお会いする前から「タスク管理のヘンタイ(良い意味で)」とお呼びしてました(スミマセンw)。

今日は「別人問題」について。
別人問題というのは、「計画した時点のジブン」と「実行する際のジブン」が別人のようであること(ザックリすぎ?)。

佐々木さんは例として二度寝を挙げていて、分かりやすかったです。

「明日は5時に起きて朝活しちゃうもんね!」と5時にアラームをセットして就寝。
翌朝5時にアラームが鳴るけど「やっぱまだ眠い…」と二度寝

いかにも「あるある!」という感じですよね。ワタシもよくやります(笑)
コレを「別人になる」と表現しているわけです。


<モードを作る>

ココから一気にマニアックになるんですが(笑)、このような「新しい習慣」を身につける際、前提として、みんな様々な「モード」を持っている、というハナシから。

モードの例として、食事モード、散歩モード、会議モード等が挙げられます。
佐々木さんには、仕事のパートナーである大橋さんのために「大橋モード」があるそうでw、そのモードに入ったら、大橋さんとの仕事のこと(SH研究会 or シゴタノ!)が自動的に想起されるそうです。


例に挙げた二度寝をしてしまう=早起きできないのは、「早起きモード」が無いから。
なので、まずは「モードを作る」ところからスタートします。

モードを作るには、
 「イベント」を作る
 可能であれば「他人を巻き込む」
という2つが有効とのこと。

イベント=「開始時間」が決まっている=カレンダーに書き込まれているモノ。
(タスクは見積もり時間はあっても、開始時間は決まっていません)

二度寝の例を使うなら、「5:30からAさんとSkypeでミーティング」というイベントが入れば、起きて準備をせざるを得ませんよね。


<議事録で双方の言い分を聞く>

うまく習慣化するまでは、「早起きしたいジブン」と「二度寝しちゃいたいジブン」、双方の言い分を聞くことが大切だそうです。

ブログでもMOLESKINEでも、とにかく同じ「公式文書」の中に、言い訳を書きだしておきます。


計画は立てて終わり、ではなく、常に修正を加えるモノ。
なので、タスク管理とログが必要なのだ、と佐々木さん。

双方の言い分を書き出したモノを見直すと、「引っ掛かり」が見つかる可能性は高いでしょうし、その「引っ掛かり」を取り除くことで、できなかったコトがスルッとできるようになったりするそうです。


…というようなコトをいつも考えている佐々木さん、やっぱスゴいわー。

40+251 Done-ish
40+251 Done-ish / bark


コーチングTIME(ToodledoとTaskChute)

タスクセラピーでは、テーブルごとに幾つかのテーマが決まっています。
ワタシはToodledoとTaskChuteのテーブルに参加しました。
(他には、初心者向け・GTD7つの習慣・悩めるビジネスパーソン等)

ワタシは普段、会社のタスク管理はTaskChute2で一元化しているんですが、プライベートのタスク管理がグダグダなので、何とかしたいなーと思って、今回参加したんですね。

会社でもToodledoは使えるので、Toodledoにシフトしようかなと思っていたんですが、やはりTaskChuteのほうが優れている点も多く、コーチのお2人(さかゆきさん&とゆさん)に相談?した結果、決めました。

会社のタスク管理は、引き続きTaskChute2を。
プライベートは、Toodledoをキチッと組むことにします。


タスクの分岐について等、まだ悩みは尽きませんが、いろいろヒントをいただけたので、明日から仕事で実践するのが楽しみです♪


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■編集後記■

いやー、普段タスク管理のハナシを思う存分できる相手がいないので、とっても楽しかった!

11~12月の予定がシャレにならんので、サクサク仕事を終わらせられるように頑張ります!


ではまた!


<参考書>