NEO踊るOL。

もう踊っていないしOLでもない、フリーのライター/カメラマン/PR/マーケター。都内に生息。

【書感】公共の場で読むの禁止!全ての親と教育者に捧ぐ~「親のようにならない」が夢だった/加藤秀視

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こんばんは、今日もうっかり1時過ぎてから書き始めちゃってる踊るOLです。

今日ご紹介する本は、自己啓発本というか、とある起業家の方の自伝のような本です。

今年の春に知り合ったとてもステキな友人が、FBで絶賛していたので、さっそく買って読んでみました。


前半はまるで小説の世界の話のような、信じがたい・怖い話が続きます。
その分、後半はもう泣ける泣ける…

いわゆるビジネス書ではないので、まとめを書く感じではないけれど、ワタシの心にズシンときた言葉を、シェアさせてください。
(ネタバレしない程度にね!)

 
Hunstanton 2010
Hunstanton 2010 / Martin Pettitt


<第一章~第三章:フツウに生きていたら知ることのない世界>

前半部分は、後半部分の感動を得るために、ぜひ読んでみてください。

普段、絶対に知ることのできない「裏社会」の現実が、赤裸々に綴られています。
前半の、表社会で企業するまでの部分は、正直、
 「こんなことまで書いちゃって大丈夫なのかな…?」
 「ココまで自分の過去をさらけ出せるってスゴいな」
という感想しか浮かびません。

小さい頃、特にモノゴコロがついてから、10歳くらいまでの間って、世界がとても狭いし、親が絶対的存在で、良くも悪くも、大きな影響を与えられてしまう時期。

著者の加藤さんの置かれていた環境は想像を絶します。

Heart at airshow
Heart at airshow / ASPatrick


<第四章~第七章:表社会でも駆け上がっていく>

裏社会で名前の知られていた加藤さんのカイシャ。
最初に立ち上げた建設会社では、当初こんな言葉が投げかけられたそうです。
「お前らみたいな暴走族に何ができんの? お前ら落ちこぼれだろ?」
「立ってるだけじゃ、金なんてもらえないんだぞ」
「お前らみたいなガキにできるもんじゃない」
暴走族の元総長だった加藤さん。
ひたすら頭を下げて、少しずつ、少しずつ、がむしゃらに取り組んで仕事を増やしていったそうです。

仕事が徐々に軌道に乗り始めても、裏社会との関係性は続き、そこから抜け出す過程で一時は引きこもり状態だったそうです。

死を考えることもあったそうですが、
死ぬのはいつでも死ねる。死ぬことが難しいのだと思っていたけどそうじゃない。死ぬのは一瞬だ。簡単にできることなんだ。何があっても責任を負って生き続けることのほうがずっと難しいことなんだ。まだ可能性があるならば、それをやってからでも死ぬのは遅くない。だったらやれることを精いっぱいやるだけやってから死のう。(P164)
と思い、再度奮起されます。

もうね、ココですでに号泣。
ココだけ読んでも感動を伝えられないのがもどかしい。


その後、様々な勉強会やセミナー等に行き始め、裏社会での経験が表社会でも活かせることに気づきます。
闇金の滞納者から支払いを持ってくる部分では交渉力、
Y会を立ち上げるときは企画力、
後輩を動かすときにはマネジメント力、
新しいしのぎを見つけそこに食い込んでいくときにはプレゼンテーション力……
(P183)
文章に出てくる単語はコワイけど、コレってものスゴい発想の転換ですよね!

ココまで極端じゃなくても、これまでの経験をこれからの経験に活かせるかどうか?というのは、もしかしたら加藤さんのような発想の転換・想像力が必要なのかもしれません。


表社会で実績を上げていくうちに、ご家族との、特にお父様との関係にも大きな変化が訪れます。

ココは完全にネタバレになってしまうので伏せますが、P216を読んで涙腺が完全に崩壊しました・・

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■編集後記■

前述のP216あたり、ちょうど通勤電車の中で読んでしまったんですねー・・
もともと涙もろいワタシですが、この本では嗚咽?みたいな。

ラッシュ時の通勤電車で、隣の席の見知らぬオバサマがポケットティッシュを丸々1個くれましたw


誰かの自伝って、小説のようにも読めるから
「あー、スゴいヒトだなー!」
で終わってしまったりするかもしれないけど、大切なのはそのヒトの経験を通して何を感じるか。

自分の経験に置き換えて気づきを得たり、
自分の過去と比べて、もっと頑張れるはずだ!と勇気をもらったり、
感じ方はそれぞれ違うと思うけど、読みっぱなしにするのはモッタイナイ!


自伝的な本の書感って難しいなーと思ったけど。
ワタシの周りは出産ラッシュだし、教職に就いている友達も大勢いるので、1人でも多くの大切な友人たちに、この本が届くことを祈って。


この本の存在を教えてくれた友人に感謝。
いつか加藤さんにもお目にかかってみたいなぁ。


ではまた!

<目次>

第一章 暴力と添い寝した子ども時代
第二章 喧嘩で名を上げ、暴走族へ
第三章 暴走、しのぎ、喧嘩、酒
第四章 オモテの世界で起業する
第五章 裏社会から抜け出す苦しみ
第六章 表社会の「道を極める」
第七章 真実の「愛」を知る