Books / shutterhacks
こんばんは、小さい頃は図書館に行くたびに「全部読めないよ…」と泣いていた踊るOLです。
実は以前、D21社の社員さんのご紹介で、NHKの「めざせ会社の星」という番組に出演させていただいたことがありまして。
私、星になりますっ! | 踊るOL。
約2年前か…懐かしい。
その時のテーマが「読書」で、ワタシはたくさん本を読む視聴者代表的な感じで出演させていただきまして。
で、NHKのディレクターさんが付けてくれたキャッチコピーが、タイトルにある
「ワタシ、家に図書館あります」
だったんですよ。
昔から蔵書を管理しているエクセルシートによると、2年前の時点で蔵書が約5000冊。
ワタシが通っていた都立高校の図書室の蔵書数より多いです.
(図書委員長だったので数を把握してました)
今は2年経って、さらに蔵書が増えており、ハッキリ言ってゴミ屋敷ならぬ「図書屋敷」になりつつある我が家。
特に自室は「引っ越してきたばかり?」と聞きたくなるようなダンボール(すべて本が入ってます)だらけ。寝てる時に地震がきたら、いろいろアレです。
今日はそんなワタシの蔵書管理方法をご紹介。
●3つのWEBサービス+Evernote
前述の通り、以前はExcelで蔵書を管理していたワタシ。
でも、ファイルはどんどん重くなるし、5000冊もあると目がチカチカするし、検索性も見た目もイマイチ。
特にテキストで感想を残すのが大変で、当時はPCのメモ帳に感想を書いて、蔵書管理のExcelシートにハイパーリンクを貼って管理していました。
(一度Excelがクラッシュしてリンクが全部外れたときは「キーッ!」ってなったものですw)
けど、数年前から便利な蔵書管理のWEBサービスが出てきて、一気に楽になりました。
現在使っているサービスはこの3つ+Evernoteです。
*MediaMarker
*ブクログ
*読書メーター
なんで3つも使う必要があるのか?と思われるでしょう。
1つ1つ説明していきますね。
●MediaMarkerが全ての蔵書の基本となる
一番最初に使い始めたのが、このサービス。
まだExcelから全部は取り込み切れていないものの、とても便利です。
<メリット>
1)Evernoteとの連携
⇒まずコレが一番のメリット。
MediaMarker(以下「MM」)側で連携の設定をすれば、
MMに登録→Evernoteの指定したノートブックに、自動的に新しいノートができます。
2)さまざまな情報を残せる
⇒関連サイトや自分の書感記事へのリンクが貼れたり、タグを幾つも付けられたり。
3)TwitterやFBへの投稿がかなりカスタマイズできる
⇒ワタシは今のところ「読了時」のみにしています。
他にも「登録時」や「コメントついたとき」など、通知のタイミングをコントロールできます。
<デメリット>
登録時、バーコードの読み取りにコツがいるところくらい。
(ちなみにバーコードで読み取る際は、どのサービスでもiPhoneを利用)
●ブクログはWishリスト
前述の通り、MediaMarkerにはバーコード読み取りにクセがあります。
なので、比較的精度の高いブクログを利用することにしてみました。
ただ、蔵書の半分近くを登録しまくったMediaMarkerがあるので、全ての蔵書をブクログで管理するのは、二重管理になってしまい手間です。
なので、現在は主に「読みたい本リスト」として利用しています。
<メリット>
1)バーコードの読み取りが早い&精度の高い
⇒友達が持っている本など、「あ、コレ読みたい!」と思った本はとりあえず登録。
その際、本の裏に必ず印刷されているバーコードを読み取って登録しています。
表紙の写真を取る方法もあるけど、読みたい本を一元管理するならバーコードが早い。
2)ブックマークレットが便利
⇒いろいろな書評ブロガーさん達の記事を読んでいると、
「この本、読んでみたい!」という本が見つかることも。
そんな時、いちいちブクログのサイトを開き、ログインして登録するのはメンドウ。
けど、ブックマークレットがあれば、ボタン1つで登録ができます。便利♪
<デメリット>
特になし。レビューにURL貼るのが微妙なくらい?
●読書メーターでモチベーションUP
一番最近になって使い始めたサービス。
前述の2つで、ほぼ蔵書管理はOK!なのに、なぜ使い始めたかというと、
3つのサービスの中で唯一「読書ページ数」が管理できるからです。
<メリット>
1)ページ数の管理ができる
「◯冊読んだ」というのが無意味だという意見もありますが、先日のイベントで土井英司さんもおっしゃっていたように、同じ分野の本を集中的に読んだりする際には、やはりある程度の数字目標も必要だと思っています。
単純にグラフが右肩上がりに伸びていくのが楽しいっていうこともありますし。
冊数をいくら重ねても、薄っぺらい本(内容じゃなく物理的に)ばかりだとページ数の伸びは鈍化します。
2)同じ本を読んでいるヒトの感想チェックが簡単
⇒「共読」というコンテンツがあり、一覧で他のヒトの感想をチェックできます。
<デメリット>
レビュー欄が少し狭いのが残念。
あと、書感アップ後に記事URLをコピペしてもハイパーリンクにならないのは残念。
●まとめ:Evernoteの管理と棚卸
いかがでしたでしょうか?
ワタシが使い始めた順に紹介しており、できること・できないことに少しずつ違いはあるものの、だいたい同じようなことができるので、あとは好みの問題ですね。
で、最後に3つのサービスをどのように運用しているかをご紹介します。
<母艦としてのEvernote>
MMの連携機能を使うことで、登録時に自動的にEvernoteにはノートが作成されます。
(1冊1ノートできていきます)
このノートに、
*レバレッジメモ(読書メモ)を残し、「積ん読」タグ→「読了」タグに変更。
(「積ん読」タグはノートの自動作成時に自動付与)
*書感記事を書いたのであればURLをコピペして「ブログアップ済」タグを付与
書いていないなら、「ブログ未アップ」というタグを付与
*他のブロガーさん達の書評をWebクリップ→「ノートのリンク」機能を使って
<関連リンク>として連携
という処理をします。
<読みたい本の棚卸>
1週間に1回、ブクログ(=読みたい本リスト)と、MM(=積ん読本を検索)の棚卸をしています。
1)読みたい本リストの中で、その週に購入した本があればMMに登録。
ブクログの「読書状況」を「読みたい」から「積読」に変更しておきます。
(MMに登録後にブクログ側の登録を削除するかは検討中です)
2)MMで「未読」のモノを検索し、その週で読む本をざっくり決定。
3)Evernoteの「ブログ未アップ」かつ「読了」タグで絞込み検索。
その週で書感を書きたい本を1~2冊チョイス。
という流れです。
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■編集後記■
いかがでしょ?けっこうヤヤコシイことやってますよね(笑)
あくまでコレは「理想」なので、まずはMMに蔵書約5000冊をすべて登録し切ることから整理したいと思います…
ブクログをWishリストにだけ使ってしまうと、MMを使わずブクログしか使っていないヒトとのブクログ上での交流ができない…でも二重管理はメンドウだし、どうしようかなぁと考え中です(良い案があれば教えてください!)
目下の悩みは「読了した本のレバレッジメモを書くのが追いついていない」ことです。
(今週末は読了本の整理をしてみる予定)
ではでは、ステキな読書ライフを!
<関連リンク>
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「ワタシ、家に図書館あります」蔵書5000冊を管理する方法。
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